アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

モミジとカエデと - 翼について

2021-12-08 08:12:26 | みんなの花図鑑
きょうは 「トラトラトラ」の日。
最初、副題を「零戦と」として、カエデ属の翼果について書こうとしましたが、まるで無関係なので削除しました。
ちょっとまえ、安城デンパークでみた カエデ属の特集です。


イロハモミジ

デンパークに鉄砲山という丘があって、これはそこのモミジです。




たぶん種類は イロハモミジではないかと?




モミジはカエデ属(Acer)の一種です。
カエデ属のうち、葉の切れ込みが深いものを 日本では モミジ と呼んでいます。




太平洋岸でごく普通にみられるのが イロハモミジ(イロハカエデ)です。





















イタヤカエデ

モミジに対し、葉の切れ込みが相対的に浅い種類をカエデと日本では呼んでます。



カエデは 「カエル手」が変化したものと言われてます。




イタヤカエデ(板屋楓)は「葉が屋根用の板に似るとして名付けられた」(庭木図鑑 植木ペディア > イタヤカエデ)




モミジの種類を区別するとき、翼果を調べるのが分かりやすく、イロハモミジの翼果の翼は左右に水平に出ているのに対し、オオモミジなどは カタカナの「ハ」の字のように垂れていることで識別するのですが。。。
このイタヤカエデの翼果の翼は 「ハ」型と 「イ」型と混ざっていて、翼果による識別法は 有効ではないようです。



トウカエデ

デンパークの鉄砲山のお堀の外側にあるトウカエデです。黄葉がきれいです。