アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

シナマンサク - 枯葉といっしょ

2022-03-01 06:00:03 | みんなの花図鑑

シマサルスベリの次は シナマンサクです。
場所は安城デンパーク。
下のような解説板が立っています。





えっ、解説版が小さくて読めない??
では以下に転載します。




「《今が見ごろの植物》
シナマンサク(支那満作)
学名 : Hamamelis mollis
マンサク科 落葉小高木
中国中部原産」




「落葉樹ですがコナラやカシワのように、前年の枯葉を枝に残したまま越冬するため、花が葉に隠れてしまい、開花を見過ごしてしまいがちです。」
枯れ葉が枝に残るのは、離層ができていないからです。
でも、離層ができなかったのか、離層をつくらなかったのか…?
つくらなかったとしたら、どんなメリットがあるからなのか、考えてしまいます。




「シナマンサクはマンサクの仲間の中では最も大きな花を咲かせます。」




「ヒモ状の花弁を近くに寄って見ると、少しグロテスクで綺麗とは言い難いのですが、「春にまんず(先ず)咲く」ことに由来する名前の通り、春を告げる花木となっています。」




花弁は4枚、萼片も4枚、雄しべも4本の4数性です。
萼片の外側に毛が密生しているのも特徴。