ティーツリーはフトモモ科コバノブラシノキ属の樹で、花も属名のとおりブラシノキに似たところがあります。
5月26日、安城デンパークでの撮影です。
学名は Melaleuca alternifolia。
属名の「メラウレカ」の名で呼ぶ記事もありますが、「ティーツリー」のほうがポピュラーです。
「オーストラリア北東部のニューサウスウエールズに住んでいた先住民族アボリジニーは、この地域の湿地帯に数多く生育している植物ティーツリーMelaleuca alternifolia の治癒力を古くからよく知り、さまざまな傷の手当てに利用していました。」(Herba 植物について「ティーツリー」)
「先住民族のアボリジニの間では、この葉をつぶして患部につけ、上から粘土パックで覆いケガや皮膚の治療などに使われてきた。
西洋人は未開人の知識としてこれをなかなか受け入れられなかったが、1920-1930年代には各国で研究が行われ注目を集め、1949年には「英国薬局方」にも掲載される。」(wiki 「ティーツリー」)
「第2次世界対戦中には フランスの医師ジャン・バルネが、強い殺菌・消毒作用のあるこのティーツリーの葉を使用して兵士達の傷の手当てをした」といわれています。(「新型コロナウィルスから身を守る万能薬となるアロマはキャプテンクックが愛したティーツリー」を編集)
「英語の慣用名ティーツリー(Tea tree=茶の木)の由来は、キャプテン・クックと共に世界一周航海に旅出た英国の植物研究家・探検家のジョセフ・バンクス卿が 1770 年オーストラリアに辿り着いた際、ティーツリーの葉をお茶の代わりにして飲んだことからとされています。」(Herba 植物について「ティーツリー」)
(上の話はよく「キャプテンクックがその葉をお茶代わりとして飲用したため」とショートカットされて語られています(´・ω・))
過年度6月になってから撮った安城市のさるお宅のティーツリーです。
そのお宅の玄関先に当時は2mくらいの高さで植わっていたのですが、ある年バッサリ切り取られていました。背が高くなると管理が大変ということらしかったです。
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