(台中・中央社)台湾や⽇本、⽶国の⽊造建築模型を展⽰する「Timberize TAIWAN 2020-2021」が中部・台中市の企業ミュージアム「陸府植深館」で開催されている。
同展は中⾼層建築の⽊造化などを推進する⽇本のNPO法⼈「team Timberize」(ティンバライズ、事務局・東京都)と同館の運営⺟体である陸府⽣活美学教育基⾦会、嘉義市政府⽂化局、国⽴台湾科技⼤学(台北市)が共催。2015、17年に続いて3回⽬となる今回は「50メートルを超える⽊造世界」をテーマに、国外の⼤型⽊造建築例やその技術、台湾における取り組みなどを紹介する。
台湾の代表例は、⽇本統治時代の1937(昭和12)年に竣⼯し、現在は同市の古跡に登録されている台湾総督府専売局嘉義⽀局の建物を修復した「嘉義市美術館」。
本来コンクリート造りだった建物を、⽊材をふんだんに使って⽣まれ変わらせたもので、11⽉7⽇にオープンする予定となっている。同展の開催は12⽉18⽇間まで。