大阪・関西万博(4月13日~10月13日)に合わせ、人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターなどを機体にデザインした特別塗装機「JALガンダムJET」の運航が始まり、最初の便が3日夕、松茂町の徳島阿波おどり空港に到着した。
万博にガンダムをテーマにしたパビリオンを出展する「バンダイナムコホールディングス」と日本航空(JAL)が企画。JALの国内線を飛ぶ「ボーイング737―800型」(全長39・5メートル)の側面に、パビリオンで流す映像で登場するガンダムのイメージ画や万博公式キャラクター「ミャクミャク」があしらわれている。
この日の午後5時過ぎ、羽田空港(東京)からの初便が徳島空港に到着。空港ロビーに集まった利用客らはカメラやスマートフォンで写真に収めていた。県立鳴門高3年の男子生徒(17)は「次はいつ徳島に着陸するのかわからないので、記念に見に来た。いよいよ万博が始まるという実感が湧いてきた」と話した。
特別塗装機は11月頃まで運航する予定。