ブドウやトマト 香るビール 大阪狭山市

「さやま日和」の試作品

大阪狭山市と商工会開発中

大阪狭山市と市商工会は、特産のブドウやトマトを使ったクラフトビール「さやま日和」を開発している。

新たな名産品を生み出そうと、市などが今年度、市内の農家と協力して開発に着手。「デラウェア」「大粒ぶどう各種」と「トマト」の３種類を試作し、ブドウの甘みやトマトの爽やかな風味を楽しめるという。

２月に市内の飲食店で試飲会を開き、参加者にアンケートを実施。今後、集まった意見を踏まえて改良し、製品化を目指す。

市産業にぎわいづくりグループの担当者は「クラフトビールをきっかけに、大阪狭山の特産品を府内外に広めていきたい」と話している。

今月２９日午前１１時からは、「２０２５桜まつり～春～」が行われる狭山池北堤で、花見客向けに無料の試飲会を開催する。先着順で、なくなり次第終了。問い合わせは市商工会（０７２・３６５・３１９４）。