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市バスが緊急停止ボタン導入

2020年06月18日 | 京都のバス



京都市交通局はバスの運転手が運転中に急病などで意識を失った際に乗客も緊急停止をさせることができるボタンを搭載した車両の運行を始めています。

京都市交通局が整備を進めているのは、乗客がバスの走行を止めるための緊急停止ボタンを搭載した車両です。
緊急停止ボタンは運転席の真後ろに設置され、運転手が運転中に急病などで意識を失った際などに乗客が押すことができます。

カバーを開けてボタンを押すと3秒後に自動的にブレーキがかかり始め、例えば時速40キロの場合、さらに5秒後に完全に停止します。

合わせて、車内に日本語と英語で「緊急停車します」というアナウンスが流れ、クラクションとハザードランプの点滅で周りの車や通行人に異常を知らせます。

運転手の体調不良が原因のバス事故が全国で相次ぎ、京都市でも運転手が体調不良を理由に運転を中断した件数が昨年度までの9年間で22件にのぼるということです。

京都市交通局は、ことし1月以降に運行を始めた47台はすべて緊急停止ボタンを搭載し、実際に使われたことはまだありませんが、ほかの775台についても順次、更新していくことにしています。

京都市交通局の朝田政宏技術課長は「事故を未然に防いだり、被害を最小限に抑えることができると期待しています」と話しています。

NHK





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