12月15日 京都NHKNEWSWEB
日本酒の魅力を知って、海外に発信してもらおうと、滋賀県の酒蔵で、県内の学校で指導助手を務める海外出身者などを招いて、見学会が開かれました。
この見学会は、大阪国税局が開き、滋賀県内の学校で指導助手を務める人や留学生など、アメリカとイギリス、そしてジャマイカ出身のあわせて15人が参加しました。
参加者は、愛荘町にある創業およそ200年の蔵元の酒蔵を見学し、酒造りの工程や、重要な役割を果たす酵母などについて説明を受けました。
また、この蔵で醸造した7種類の酒を飲み比べる、利き酒を体験し、絞りたての酒や30年以上熟成させた酒を試飲して、味や香りの違いを楽しんでいました。
イギリス出身の男性は「ワインのつくり方と似ているところもあれば、違うところもあって、とてもおもしろかったです」と話していました。
この蔵元の藤居鉄也代表は「海外から訪れた人たちには、おいしい日本料理と日本酒を楽しんでもらいたい」と話していました。