外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

フェリー・シリーズ

2010-07-27 12:49:31 | スポーツ全般
今夜は、再びスタテンアイランドに渡り、スタテンアイランド・ヤンキースと、ブルックリン・サイクロンズの試合を観戦しました。
午後7時に試合開始。

ヤンキースとメッツの対決がサブウェイ・シリーズと呼ばれるは有名ですが、両チームの1A同士の対決もフェリー・シリーズという呼ばれ方をして、人気があるそうです。

確かに、前回よりもたくさんの観客でスタンドが賑わいました。

今日のSIヤンキースの先発投手は、楠田くんをゴツくしたような体格の右投げ本格派で、常時90マイルから95マイル(152キロ)のキレのある速球を投げます。
こんな投手が1Aなのかなあと思っていたら、二回に突発性無制球病となって四球を連発し、押し出しと適時打で二点を失いました。
こういう脆さが、上から呼ばれない理由なのでしょう。

一方、サイクロンズの先発は、身長は高くないものの左から良く制球された速球と変化球のコンビネーションで、六回まで投げて無失点。
こちらも実戦派の良い投手だと思いますが、球速が85マイル(136キロ)どまりであることが、1Aにいる理由なのでしょうか。

試合は1対3でサイクロンズが勝ちました。
送りバントをしたり、ランナーを執拗に牽制して刺したりして、双方が勝負に拘った良いゲームでした。

私の席は、三塁ベンチのすぐ横の最前列で、前にネットがありません。
これまでに経験したことのないクリアな視界で打席が近くに見えます。
しかし、「これは気持ちを集中して観戦しないとファールボールが避けられないな」と、ちょっぴり緊張。

結果的にファールボールは一球も来なかったのですが、空振りしたバッターが手を離したバットが回転しながらスタンドに飛び込んでくるという、珍しいハプニングがありました。
私の3列後ろのオジサンの太ももを直撃したのですが、幸い大したことはありませんでした。

飛び込んだバットを、私の隣の小学生の男の子が、「僕にちょうだい」とスタッフにアピール。
ファールボールと同じ感覚です。
さすがに試合用のバットは選手に戻されましたが、予備のバットを選手がベンチの奥から持ってきて、男の子に贈呈していました。

さて、今日も球場はファンサービス満点でした。

試合前は、ベンチ脇に群がる子供たちに、選手たちが交替でサイン(冒頭の写真)
凍らせたTシャツを、広げる競争
ダボダボのユニフォームとズボンを着たチビッ子のベースランニング競争

チームマスコットのスクーターとチビッ子との綱引き
子供4人一組でのリレー競争
袋に両足を入れてピョンピョン跳ねる競争

前回の観戦と同じ出し物は、クッションの馬に跨っての競争だけでした。

試合終了後は、子供達の自由参加による恒例のベースランニング。

今夜も、チームマスコットのスクーターは大活躍でした。

時刻は夜9時半を回っていますが、このベースランニングに参加したいがために、最後まで残っているチビッ子が少なくないそうです。

今回の旅行でのマイナーリーグ観戦は、これで打ち止めとなります。
今後は、きちんと下調べして、2A、3Aの試合も、観戦できればと思うようになりました。

ただ、ニューヨークのように公共交通手段が充実している地域ならば良いのですが、地方都市ではレンタカーを利用しないと球場へのアクセスがキツいかも知れません。

それにしても、良い体験をいたしました。
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ブルックリン・ブリッジを歩く

2010-07-27 03:33:14 | 社会全般
好天に誘われて、ブルックリン・ブリッジを歩いて渡りました。

地下鉄Aトレインで「ハイ・ストリート」駅を下車して、ブルックリン側からマンハッタンに向かいます。
もちろんマンハッタン側からも歩けますが、マンハッタンの摩天楼を眺めながら歩くことができるので、ブルックリン側からのスタートが絶対にお薦めです。

1883年に完成したブルックリン・ブリッジは、入口部分を含めると全長1,825m。
歩行者+自転車の専用通路があるので、のんびりとマイペースで歩くことができます。(冒頭の写真)

ブルックリン・ブリッジは、5,400本余りのワイヤーを使った吊り橋です。
間近で緻密に張り巡らされたワイヤーを見上げると、この橋の設計者は、大変な苦労をして130年前に力学計算をしたんだろうなあと、感服せざるを得ません。


下流を眺めると、右手にウォール街のビル群、正面にはガバナーズ島、その後ろにスタテン・アイランドが見えます。


ビル群の近くの水面に、オレンジ色の米粒のような船が見えますが、あれがスタテンアイランドとマンハッタンを結ぶサウス・フェリーです。
サウス・フェリーは、かなり大きな船なので、ビル群の巨大さに改めて驚きます。

今日は、もう一度、スタテンアイランドに渡る予定です。
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