外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

フィリーズ

2010-07-26 09:46:21 | スポーツ全般
フィリーズとロッキーズの試合は、午後1時半に始まりました。
ちなみに、球場の日本勢の広告は、トヨタとカシオがありました。

青空から強烈な陽射しが降り注ぐ下、フィリーズの帽子やTシャツで身を固めた熱狂的なファンが球場を埋め尽くしました。


試合は、ロッキーズに一点先行を許すも、フィリーズが二点本塁打で逆転。
するとロッキーズも二点本塁打で再び逆転。
その後、フィリーズが再三得点圏に走者を出して、押せ押せの攻撃を続けるという、とても面白い展開となりました。

ただ、直射日光のあまりの強烈さと、その陽射しに焼かれた足元のコンクリートからの熱気に、私は堪らず客席後方の日陰に避難。
周囲を見渡すと、私以外にも数多くのファンが避難していました。

そうしているうちに、薄曇りになってきて、これは良かったと客席での観戦を再開して暫らくすると、空の彼方から雷鳴が響き始め、雨がパラパラと降り始めました。

私の周囲の観客たちは、「少しシャワーが来た方が涼しくなっていい」と話していて、私も同感でした。

ところが、雨足がただならぬ強さになってきて、かつ強烈な横なぐりの風も吹き出したのです。

そして、六回裏を終わった時点で、遂に内野にシートが敷かれて試合中断。

でも、みんな通り雨だと、売店を囲んでビールをガンガン飲んで、試合再開を待ちました。

売店の脇には似顔絵コーナーもあり、なかなか繁盛しています。


しかし、雨と風は一向に弱まらず、加えて気温が急速に低下してきました。
私でも寒くて困ったぐらいで、女性ファンたちは震え上がっていました。

午後6時過ぎのニューヨーク行きアムトラックを予約している私は、後ろ髪を引かれる思いで球場を後にし、フィラデルフィア駅に早めに移動しました。

すると、アムトラックのダイヤも乱れていて、午後4時過ぎにフィラデルフィアに来るはずの列車が5時半過ぎに到着することに。

私は予約を変更してもらって、本来乗車するはずだったアムトラックの二本前の列車でニューヨークに戻りました。

アメリカに来てから、ずっと好天に恵まれていましたが、今日はずぶ濡れになりました。
ポケットに入れていたドル紙幣も濡れてしまい、自動販売機が受け入れてくれなくなりました。

明日からは、再び晴天という天気予報ですから、また野球日和になりそうです。。
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フィラデルフィア

2010-07-26 07:21:47 | スポーツ全般
今日は日帰りでフィラデルフィアに来ています。
フィリーズとコロラド・ロッキーズの試合を観るためです。

ペンシルバニア州フィラデルフィアは、ニューヨークのペン・ステーションからワシントン行きのアムトラックの普通列車に乗ると、1時間半弱で着く距離にあり、ペンシルバニア大学、テンプル大学などがキャンパスを構える、人口150万人の大都市です。

ニューヨーク/ペン・ステーション
→ニューアーク/ペン・ステーション
→ニューアーク/リバティ・エアポート・インターナショナル
→メトロパーク
→トレントン
→フィラデルフィア

前に勤務していたGMの金融子会社のオペレーション・センターがフィラデルフィアにあったので、5年ほど前に出張で来たことがあります。
ただ、その時は一緒に出張した米国人スタッフが、ニューヨークのJFK空港でレンタカーを借りてフィラデルフィアのオフィスに直接入ったので、アムトラックで行くのは初めて。
したがって、全くといって良いほど、市内の公共交通を使った時の土地勘はありません。

でも、その時に、治安の良さそうな町だったという印象があったので、野球のチケットだけインターネットで予約して、球場へのアクセスは駅に着いてからフリー・マップで調べるという、いい加減な観戦プランでした。
(;^_^A

冒頭の写真は、この乗換駅の地点に聳えるシティ・ホールです。
さすがアメリカ独立の歴史で重要な役割を果たした街・フィラデルフィア。
その歴史の重みを十分に感じさせてくれる建物です。

私が乗った地下鉄は、ステンレス製のモダンな車両で、それほど興味が湧くものではありませんでした。
ただ、地下と路面を走る路線もありまして、こちらの車両は、いかにも路面電車らしい、味のあるものでした。


フィラデルフィア駅前にある地下鉄30丁目駅からブルートレインに乗車。
一駅目の15丁目/City Office駅でオレンジトレインの南行きに乗り換え、終点のPattion駅で下車します。
※フィラデルフィアの地下鉄は、トークンという硬貨のような乗車券を現金で買います。
乗車一回ごとに2ドルです。

地上に出ると、深い緑の公園、フットボール場、コンサート会場などが整然と並ぶ、だだっ広い光景が眼前に。
その一角に、フィリーズの本拠地、シチズン・バンク・パーク球場があります。
ところで、試合開始より4時間も前にフィラデルフィア駅に到着したので、少し市内を歩きました。

デラウェア川のほとりに、船に関する博物館があるとフリーマップに書いてあるので、訪れてみました。

川沿いに、帆船、スペインとの戦争で活躍した砲艦、そして第二次大戦と東西冷戦で活躍した潜水艦が展示してありました。

その展示を見ながら川沿いの遊歩道を歩いている時、川の対岸に、やたらとデカい軍艦が停泊していることに気がつきました。


博物館のスタッフに尋ねると、戦艦ニュージャージでした。
考えてみれば、川の対岸はニュージャージ州。
戦艦ニュージャージは、いわばご当地艦です。

対岸とはフェリーで行き来でき、戦艦ニュージャージを間近で見学できるらしいのですが、野球の試合開始時刻が迫っていたので、フェリーは断念しました。

フィリーズ観戦のことは別の記事といたします。
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