外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ミリオンダラー・カルテット

2010-07-24 18:51:54 | 音楽
ロックンロールがテーマのミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』を観ました。

時は1956年12月4日、場所は、メンフィスにあるサン・レコードのスタジオ。
サム・フィリップスという敏腕プロデューサーの骨折りによって、既に時代の寵児となっていたジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンス、そしてエルビス・プレスリーという、4人のスーパースターが顔を揃えて、一回限りの競演をしました。

このミュージカルは、その史実に基づいて、4人のスーパースターの仕草、話し方、そして歌い方を徹底的にマスターしたブロードウェイの俳優さんが、その4人の競演の様子を再現するという企画です。

俳優さん、いやミュージシャンの域に達している4人は、歩き方、仕草、話し方、演奏スタイル、そして歌い方が、昔のフィルムに登場する四巨頭と瓜二つ。
いやはや驚きました。

最後の演奏では、客席全員が立ち上がり、殆どの人が踊りだすほどの熱狂ぶり。
本当に素晴らしいステージでした。

プレスリーやジェリー・リー・ルイスのファンの方は日本にも少なくないと思いますが、このミュージカルは必見ですよ!

ところで、偶然といいますか、昨年の10月に、私はメンフィスに旅行して、そのサン・レコードのスタジオを訪れています。


訪問の記事
↑その記事に貼りつけた写真の背景の壁に、その歴史的な競演の時の写真が写っていますので、ぜひ確認してみてください。

当時のブログ記事を読み返して、案内役の女子大生・ジェシカの説明風景を思い出しました。

写真は、そのヒトコマ。

この時、スタジオ内には、ジェリー・リー・ルイスの『火の玉ロック』が流れていまして、「この曲が流れると、必ずお客さんたちが曲のリズムに合わせて首を振りだすのよ」と、嬉しそうに話してくれるジェシカでした。
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A列車で行こう(北方面編)

2010-07-24 11:40:39 | 社会全般
車窓からのジャマイカ湾の眺めが素晴らしかったというものの、南方向の終点・Far Rockwayには今一つ感動がありませんでした。

気持ちを切り替えて、北の終点・Inwood/207丁目を目指しました。
Far Rockwayで車掌さんに所要時間を訊いたら1時間33分との回答。
『ただし、何も問題が無い場合だよ』というコメントも。
案の定、ドアの故障で、出発が10分遅れました。
(;^_^A

この207丁目の訪問は、気分的には探検に近いものがありました。
旅行者向けガイドブックでは、マンハッタンの案内地図は110丁目あたりで切られてしまい、それより北側は案内の対象外。
つまり旅行者が行くことを想定していないエリアなのです。
これはブラック・ハーレムの治安が悪い時代が長らく続いたからでしょう。

駅に到着して、恐る恐る地上に出てみると、意外な風景が待っていました。
清掃の行き届いた道路、きちんと維持管理されているアパートメント、常識的な服装と髪型の住民たち。
白人の若い夫婦や赤ちゃん連れも多くて、不安が吹き飛びました。


駅の近くにはインウッドヒル・パークがあり、ベンチで静かに読書する人、子供と野球する人、赤ちゃんと芝生で遊ぶ人など、実に穏やかで平和な空気が流れていました。

公園の脇にはハドソン川が流れていて、水鳥も羽を休めています。


ただ、タクシーは全く流していませんし、夜間に訪問するような場所ではありません。
でも、昼間ならば全く問題なく散策を楽しめる場所です。

Aトレインによる小さな旅は、北方面の訪問に収穫がありました。
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A列車で行こう(南方面編)

2010-07-24 07:48:45 | 社会全般
今日は夜八時のミュージカルまで、具体的な予定がありません。
一方、昨日はベッドメイキングをパスしたので、今日はいったん出掛けて、その間に部屋をきれいにしてもらいたいところ。

どうしたものかとメトロ・マップを眺めていた時、一つのアイデアが閃きました。
『Aトレインを始点から終点まで乗ってみよう。』

もちろん、Aトレインといえば、私が心から尊敬するデューク・エリントンの名曲『A列車で行こう』が真っ先に頭の中に浮かびます。

ちなみに、この歌詞に登場するシュガーヒルは、ビジネスに成功した黒人が邸宅を構える、ハーレムの高級住宅地です。
エリントンも、音楽で成功した後に、自宅をシュガーヒルに建てました。

You must take the A train
To go to Sugar Hill way up in Harlem
If you miss the A train
You'll find you missed the quickest way to Harlem
Hurry, get on, now it's coming
Listen to those rails a-humming
All aboard, get on the A train
Soon you will be on Sugar Hill in Harlem
ハーレムのシュガーヒルに行くならば、Aトレインに乗らなくっちゃ
Aトレインを乗り損なったら、ハーレムに行く近道を逃したと後で残念に思うはずさ
さあ、急いで
もう列車がやってくるよ
ほら、レールが唸り始めたでしょ
皆さん、Aトレインにご乗車ください
ハーレムのシュガーヒルはすぐですよ

私が大好きなボーカルグループの一つ、デルタ・リズム・ボーイズが歌う『A列車で行こう』の渋いハーモニーをぜひ聞いてみてください↓
携帯用リンク
パソコン用リンク

さて、ホテルを出発した私は、42丁目/タイムズ・スクウェアからAトレインの下り電車に乗りました。

Aトレイン下り線は、ロウアー・マンハッタンからイースト・リバーを地下をくぐり抜けてブルックリンに進み、JFK国際空港の南側のジャマイカ湾を鉄橋で越えて、Far Rockwayという終点まで走ります。

ブルックリンの南端に、愛知県の渥美半島みたいな半島が突き出していて、その根元近くにFar Rockwayがあります。

ここまで来る途中にRockwayという駅がありましたから、『ロックウェイのずっと向こうの駅』がFar Rockwayということだと思います。
日本でいえば、日光に対する奥日光みたいなものでしょうか。

駅前には、高いビルは見当たりません。
行き交う人々は、アフリカ系あるい中南米系の人が目立ち、服装も髪型も、母国の文化をそのまま持ち込んでいる感じです。
良くも悪くも、アメリカ擦れしていない街といえるでしょうか。
休憩したマクドナルドでも、私の左右の客とも、英語以外の言語で話していました。

東西を海で挟まれた土地で、カモメが街の空を、まるでカラスのように飛んでいます。
そして、JFK空港を離陸したジェット旅客機が、フルスロットルで街の上を上昇していきます。その爆音がかなりのレベルです。

マリンスポーツが大好きなアメリカ人たちが、この土地にあまり住もうとしなかった理由が判りました。

Aトレイン上り線については、別の記事にいたします。
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