ヤンキースの1Aである、スタテン・アイランド・ヤンキースとハドソン・バレー・レネゲーズの試合が午後7時から始まりました。
入場料はネット裏で16ドル。
メジャーと比べて、入場料は五分の一以下です。
試合開始に先立ち、観客起立・選手整列の上で、女性歌手がホームベース前に登場して、アメリカ国歌を熱唱するのはメジャーと同じ。
ちなみに、七回に『ゴッド・ブレス・ジ・アメリカ』の斉唱と『私を球場に連れていって』を大合唱するのも同じです。
ビールの売り子さんたちまでニコニコしながら一緒に合唱するのには感激します
観客席は五分の入りという感じでしょうか。(冒頭の写真)
もっとも、売店の並ぶ通路部分で、常に多くの人がビール片手に、スポーツバーにいるような雰囲気で歓談しているので、実際のところは良く判りません。
日本のように飲食物を球場に持ち込みことは出来ませんから、売店は大繁盛です。
審判は2人だけ。
主審、そして内野の塁審が1人という布陣です。
球場で無料配布される、カラー刷りの顔写真付き名鑑によれば、出場選手は下は19歳から上は23歳。日本の大学野球と同じ年齢層です。
そして、監督も27歳と若いので、選手と同様、メジャー昇格を夢見て1Aから這い上がっていくシステムなのでしょう。
一方、打撃コーチと投手コーチは50歳代のベテランです。
個々の選手の力量としては、日米大学野球の代表メンバーあたりと比較すると、かなり格落ちという印象を受けました。
体格は良くても、足・肩・フィールディングなど、何かが足りない選手たちです。
投手については、速い球もありますが、素人の私でさえ、投球フォームのクセから直球系と変化球の予測ができました。
チームとしてみても、日本の大学野球の単独チーム、例えば慶応や早稲田とやっても、三回のうち二回負けるぐらいかと思います。
それでも、ネット裏には、スピードガンを持ったスコアラーが数人いまして、選手たちのプレーを細かく記録していました。
そのスコアラーたちも、二十歳代の若者で、彼らも上を目指して這い上がっていく立場なのかも知れません。
さて、そのぐらいのレベルの野球なのですが、球場全体が、とても楽しい雰囲気に包まれています。
DJのように口が達者な男性、そして愛嬌者のチームマスコット(スクーターという名前)の2人が、試合開始前から終了後まで、八面六臂の大奮闘で観客席を盛り上げてくれるのです。
毎イニング、攻守交代が行われる時間を使って、主として一塁と三塁のベースコーチの立つあたりのエリアで、観客も参加する様々なアトラクションが行われます。
女性の観客3人がベンチの上にたち、ナンパされたときに如何に粋に断るか、その断るセリフのコンテストをやって会場の拍手で勝者を決める
男性2人がバレリーナの扮装で一塁と三塁に立ち、白鳥の湖のBGMに合わせて踊り、会場の拍手で勝者を決める
家族連れ4人一組でのムカデ競争
当日が誕生日の子供を画面で大写しにして1人ずつ紹介
クッションでできた馬に跨り、競争
男女のチーム対抗の球入れ競争
Tシャツ投げ込み
チームマスコットとチビッ子のボクシング
幼児による球入れ競争
チームマスコットと共に、ベンチの上で観客がロックンロールを踊り、拍手で勝者を決める
チームマスコットのリードで、スタンドの観衆たちがYMCAを踊る
カエルの被り物と足ヒレをつけたカエル跳び競争
次から次に手際よく行われるアトラクションが、楽しいの何の。
(^^)/▽☆▽\(^^)
参加する大人も中高生も子供も、グランドで大はしゃぎしていますし、彼らの珍プレーに観客席も爆笑の連続です。
私が最も気に入ったのは、ボクシング。
小学校に上がる前のチビッ子がボクシンググラブをつけてグラウンドに登場。
マスコットのスクーターとボクシングの試合をします。
いきなり、スクーターがチビッ子を押し倒します。
観客席に向かってスクーターが、勝った勝ったと、勝利のジャンプをしているところにチビッ子が逆襲。
今度はスクーターがノックアウトされて、チビッ子はピョンピョン跳ねて大はしゃぎ。
一方、ノックアウトされたスクーターは、球場スタッフに両脇を支えられて、ヨレヨレになって退場しました。
スクーターは、プレー中も観客席を歩き回り、空いてる席に座って愛嬌を振りまいたり、子供に呼ばれて飛んでいったりと大活躍。
野球の試合と町内の運動会が同時進行しているような感じです。
試合終了後は、チビッ子たち全員参加で、ベースランニング。
みんな本当に嬉しそうな表情でダイヤモンドを走り、三塁でスクーターとハイタッチして本塁に戻ってきます。
もし、こんな野球場が自宅の近所にあったら、私は家族連れで通いつめてしまいますね。
フランク・シナトラの『ニューヨーク!ニューヨーク!』が高らかに鳴り響く球場を、ほろ酔い気分で後に。
今夜は、本当に楽しませてもらいました。
入場料はネット裏で16ドル。
メジャーと比べて、入場料は五分の一以下です。
試合開始に先立ち、観客起立・選手整列の上で、女性歌手がホームベース前に登場して、アメリカ国歌を熱唱するのはメジャーと同じ。
ちなみに、七回に『ゴッド・ブレス・ジ・アメリカ』の斉唱と『私を球場に連れていって』を大合唱するのも同じです。
ビールの売り子さんたちまでニコニコしながら一緒に合唱するのには感激します
観客席は五分の入りという感じでしょうか。(冒頭の写真)
もっとも、売店の並ぶ通路部分で、常に多くの人がビール片手に、スポーツバーにいるような雰囲気で歓談しているので、実際のところは良く判りません。
日本のように飲食物を球場に持ち込みことは出来ませんから、売店は大繁盛です。
審判は2人だけ。
主審、そして内野の塁審が1人という布陣です。
球場で無料配布される、カラー刷りの顔写真付き名鑑によれば、出場選手は下は19歳から上は23歳。日本の大学野球と同じ年齢層です。
そして、監督も27歳と若いので、選手と同様、メジャー昇格を夢見て1Aから這い上がっていくシステムなのでしょう。
一方、打撃コーチと投手コーチは50歳代のベテランです。
個々の選手の力量としては、日米大学野球の代表メンバーあたりと比較すると、かなり格落ちという印象を受けました。
体格は良くても、足・肩・フィールディングなど、何かが足りない選手たちです。
投手については、速い球もありますが、素人の私でさえ、投球フォームのクセから直球系と変化球の予測ができました。
チームとしてみても、日本の大学野球の単独チーム、例えば慶応や早稲田とやっても、三回のうち二回負けるぐらいかと思います。
それでも、ネット裏には、スピードガンを持ったスコアラーが数人いまして、選手たちのプレーを細かく記録していました。
そのスコアラーたちも、二十歳代の若者で、彼らも上を目指して這い上がっていく立場なのかも知れません。
さて、そのぐらいのレベルの野球なのですが、球場全体が、とても楽しい雰囲気に包まれています。
DJのように口が達者な男性、そして愛嬌者のチームマスコット(スクーターという名前)の2人が、試合開始前から終了後まで、八面六臂の大奮闘で観客席を盛り上げてくれるのです。
毎イニング、攻守交代が行われる時間を使って、主として一塁と三塁のベースコーチの立つあたりのエリアで、観客も参加する様々なアトラクションが行われます。
女性の観客3人がベンチの上にたち、ナンパされたときに如何に粋に断るか、その断るセリフのコンテストをやって会場の拍手で勝者を決める
男性2人がバレリーナの扮装で一塁と三塁に立ち、白鳥の湖のBGMに合わせて踊り、会場の拍手で勝者を決める
家族連れ4人一組でのムカデ競争
当日が誕生日の子供を画面で大写しにして1人ずつ紹介
クッションでできた馬に跨り、競争
男女のチーム対抗の球入れ競争
Tシャツ投げ込み
チームマスコットとチビッ子のボクシング
幼児による球入れ競争
チームマスコットと共に、ベンチの上で観客がロックンロールを踊り、拍手で勝者を決める
チームマスコットのリードで、スタンドの観衆たちがYMCAを踊る
カエルの被り物と足ヒレをつけたカエル跳び競争
次から次に手際よく行われるアトラクションが、楽しいの何の。
(^^)/▽☆▽\(^^)
参加する大人も中高生も子供も、グランドで大はしゃぎしていますし、彼らの珍プレーに観客席も爆笑の連続です。
私が最も気に入ったのは、ボクシング。
小学校に上がる前のチビッ子がボクシンググラブをつけてグラウンドに登場。
マスコットのスクーターとボクシングの試合をします。
いきなり、スクーターがチビッ子を押し倒します。
観客席に向かってスクーターが、勝った勝ったと、勝利のジャンプをしているところにチビッ子が逆襲。
今度はスクーターがノックアウトされて、チビッ子はピョンピョン跳ねて大はしゃぎ。
一方、ノックアウトされたスクーターは、球場スタッフに両脇を支えられて、ヨレヨレになって退場しました。
スクーターは、プレー中も観客席を歩き回り、空いてる席に座って愛嬌を振りまいたり、子供に呼ばれて飛んでいったりと大活躍。
野球の試合と町内の運動会が同時進行しているような感じです。
試合終了後は、チビッ子たち全員参加で、ベースランニング。
みんな本当に嬉しそうな表情でダイヤモンドを走り、三塁でスクーターとハイタッチして本塁に戻ってきます。
もし、こんな野球場が自宅の近所にあったら、私は家族連れで通いつめてしまいますね。
フランク・シナトラの『ニューヨーク!ニューヨーク!』が高らかに鳴り響く球場を、ほろ酔い気分で後に。
今夜は、本当に楽しませてもらいました。