今朝方見た「ホステージ」が交渉人モノ

でしたが、あんまり交渉術に力点を置いていなかったので、意図的に続けてこちらの「交渉人」を観て見ました

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警視庁初の交渉人となった真下正義(ユースケ・サンタマリア)を狙い撃ちする事件を描いた物語。ご存知の通り、「踊る大捜査線」のスピンオフ物です。
俺は、この「踊る」シリーズは、TV全然観てません。ただ、周囲の友人はとっても好きな人が多く、とりあえず映画版のみ抑えている状況ダス

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そんな俺でも今までの映画シリーズは充分楽しませてもらってます

。個性あり笑いありの登場人物といい、結構練りこまれた物語の展開といい、TVシリーズの予備知識なくとも充分「映画」として面白いと思ってます。
そして、その感想は、今回の作品を観て、更にUP

しました。
まず事件そのものが、東京の地下鉄網を利用しているという点は、とっても緊迫してます。暗く閉鎖されている地下の世界というのは独特の雰囲気を醸し出してますね

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そして、期待していた「交渉術」について。前作「踊る大捜査線 The MOVIE 2」では、なんかヨワヨワした感じでイマイチ、いや、イマサンくらいでしたが、今回は主役というのもあって、犯人とのやりとりが深く、多いのがいいですね

後半、ボレロの曲

にのせながら危機が近づくシーンは、かなり印象に残る展開でした。ボレロの曲そのものも、昔から好きというのもありますし、あの同じフレーズながら、序々にボルテージがあがってくる雰囲気に、場面がとってもマッチしてました

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あ、あと、この映画で話題になった彼。木島丈一郎(寺島進)は話題通り、「デカ」してて笑いました。
ちゅうことで、充分楽しめる映画で、80点

※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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ところで、交渉人モノを過去5作品くらい観ましたが、やはり一番印象に残ってるのは、ケビン・スペイシー&サミュエル・L・ジャクソンの「交渉人」なんですよね~。二人の掛け合いもイイし。ま、ちょっとミーハーかも知れませんが