半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『インビシブル2』を観ました。

2008-03-15 18:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 科学技術?で透明人間化に成功した男の暴走を描いた「インビシブル」の続編です(公式サイト

 続編だからでしょうか 何の説明も前触れもなく、いきなり透明人間が暴れてます
前作を見ている人のみを受け入れるというこの作品の態度は、どんなもんでしょうかね
前作は、透明人間から戻れなくなった男が、次第に心境に変化を生み、暴走していくという展開で、「心の葛藤」がほんの少し描かれてました。また「透明人間」になるまでの描写がかなりリアルでびっくりした記憶があります
さてこの続編。冒頭の感想通り、最初から暴走してて、中盤にその暴走の「背景」が語られる展開ですが、ど~もイマイチ
「透明人間を軍事利用する」という明確かつ良いネタがあるのにも関わらず、それを活かしきってないような感じがします
軍事利用という点は妙に納得しましたが、暗室のビデオカメラに映ってしまうんじゃ意味ないじゃん
更にこの作品、やはり前作より予算が無かったんですかね。
一番の「ウリ」だった、透明人間になるまでの過程シーンや、彼の動きのシーンは殆ど無かったに等しいです
ただただ周囲の人が「透明人間に当たったように」ぶっ飛ぶというシーンばかり。こんなシーンなら、自分達がノーギャラでできますもんねぇ
ちゅうことで、テーマを活かせば続編もアリだけど・・・で30点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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第1戦 オーストラリアGP・予選

2008-03-15 17:17:09 | えふわんの部屋
 メルボルンはいい天気ですねぇ
Q1
 なんとか開幕戦にマシンを出せたスーパーアグリ
オフの間、ろくにテストできなくて、フリー走行も「圧倒的な」ビリだったにも関わらず、予選は出来る限り頑張ったと思います
特に琢磨選手は、(冬の間、充分テスト走行をしていた)ピケ選手を食う結果。現状では精一杯ですが、素晴しいっス
鳴り物入りのピケ選手は全く振るわず 同僚アロンソ選手との差も2秒以上…仕方ないですかね
Q2
 チャンピオン・ライコネン選手がまさかのトラブル
あれだけ冬の間、高い信頼性を見せてたのに、よりによって本チャンで…彼の速さであれば、決勝は追い上げられるけどね~
アロンソ選手も今のルノーでは精一杯なんでしょうね。でも彼も明日の決勝は着実に上がってきそうです
中嶋選手の鬼門の予選でQ2までパトリック・ヘッド教授に説教されてたんですかね
でもそんな学習できるチーム・環境にいる彼は幸せに見えます
Q3
 クビサ選手は軽めの戦略見え見えでしたねあのミスが無ければ、ポールを獲って、明日の決勝も序盤をコントロールするって作戦になったんでしょうが…
 それとは逆に、王道の戦略でポールを獲ったハミルトン選手
明日の決勝はタイヤの使い方がカギになりそうですね。

予選全体を振り返って…
昨年以上に、中盤のチームのタイム差がほとんど無いのが厳しいですね。
ちょっとミスをすると、すぐQ1,Q2脱落が見えてくる。
Q1,Q2については、結構見応えがあって楽しいです
でQ3です。
昨年から時間が5分短くなって、余計な周回が無く、いきなりタイムアタックという目論見は、ある意味予想通りにはなりました。
ただ、最初からQ3で上位に行けない(とタカをくくってる)チームは、走らない、もしくは走ってもアタックしないっていう、「明日の戦略を見せない」作戦を取ってきたチームもありました
昨年もちょっとあった傾向ですが、これはやっぱりツマラナイデス
Q3でのガソリン積載量は、明日の決勝に引き継ぐというルール、ずっと前から思ってましたが、反対です
ニュースでタイムシートを見ても、空タンクでアタックした11位のバリチェロ選手は、Q3でトップのハミルトン選手より速いって表示で分かりづらいし
やはり予選は「このコースを誰が一番速く駆け抜けられるか」というのを純粋に争って欲しいです
セナとプロストの、張り詰めた雰囲気で繰り出されるアタック合戦や、
1/1000秒まで同タイムだったビルヌープ、シューマッハ、フレンツェンのアタックなど、震えましたもんね~
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『300』を観ました。

2008-03-15 09:10:47 | えいがかんしょうの部屋
 過酷な戦いに生き残った男たちが作った国家「スパルタ」。侵略をもくろむベルシア王国100万の大軍に対する、わずか300人のスパルタ魂を持った男たち。
ヘロドトスの「歴史」にも記されているテルモビュライの壮絶な戦いを描いた作品(公式サイトより)

 この映画も気になってました
紀元前の戦いというのも興味がありましたし、何よりも、CMで観た斬新な映像が焼きついてましたんで
 最初の30分くらいは、スパルタの国王レオニダス(ジェラルド・バトラー)の幼少時代から立派な国王になるまでの話です。
はっきり言ってアリガチな成長物語ですなまあ、彼のこれからの戦いの序章としては簡潔でいいとは思います。
で、その後からは、ひたすら戦いです
「グラディエーター」のような「愛」や「憎悪」などの横にそれた話は一切ありません。
そこにあるのは、屈強な男たちの熱き魂の戦いのみです
1時間半もただ戦いを見せられると疲れるし飽きるってのがヤマなんですが、飽きないです 楽しいです
まず動きが良いです
300人という圧倒的に少ない陣営での効果的な戦術も興味をひきましたし、所々にストップモーションを駆使して、鮮やかな戦いをじっくり見せてくれます
また、CMでも焼きついていたCGを駆使した独特の世界感・風景も(巷では賛否両論ありますが)俺は良かったと思います
戦いにも幾つかのバリエーションがあり、「次は何がくるのか」という期待を持たせてくれます
この壮絶な戦いの結末、これがスパルタ魂なんでしょうね~
ちゅうことで、最後スパルタ軍ってあんなにいたので85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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