『ストレンヂア －無皇刃譚－』を観ました。

　乱世に名を捨て自ら抜刀を封じた浪人”名無し”（長瀬智也）と、明朝に刺客として仕えながらも充たされぬ思いを抱く金髪碧眼の剣士”羅狼”（山寺宏一）。謎を秘めた少年”仔太郎”（知念侑季）をめぐって、世俗から隔絶した二人の異邦人＜＜ストレンヂア＞＞が、宿命の激突へと向かう！　頼みとするのは剣の腕のみ！！（公式サイトより）

「無皇刃譚」とは「むこうはだん」と読むそうです。
上にたつ「皇（王）」を求めず、自らも「皇（王）」になろうとせず、ただ一途に己の「刀」だけに殉じるという意味だそうです
そんな格好良いサブタイトルに負けないくらいの作品でした
時代劇（剣劇）なんですが、とにかく動きがいい
走る、斬るという一つ一つが、アングルよし、かなりスピーディだし、戦いもバリエーション豊富で、見入ってしまいます
（さすがボンズ）
ＰＧ－１２とうたわれている通り、ちょっとエグくはありますが、ま、この点は仕方ないでしょう。人を斬ってるわけですから
正直、追われている仔太郎の「謎」に始まる物語は、あんま関係ないですね
純粋にこのアクション時代劇を楽しめれば充分かと
声優初挑戦らしい長瀬くんですが、うん、頑張ってるなぁ・・・という感じですね。終盤の戦いで、もちっとパワーが欲しかったですが
各キャラがとても活き活きとしてただけに、そして、名無しや羅狼の過去が今回の戦いに影響しているだけに、１００分ほどではなく、もっと長く観たかった気もします。
が、そうするとこの軽快なテンポが失われてしまうかも知れないので、微妙かも知れませんね
ちゅうことで、この世界では重火器は弱いで７０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません