地球連邦政府転覆の可能性を秘めた「ラプラスの箱」の在処が遂に明かされた。その場所は、事件の始まりの地、インダストリアル7の<メガラニカ>であった。
ビスト財団当主代行のマーサ・ビスト・カーバインは、財団権益を保持すべく、地球連邦政府中枢を担う移民問題評議会議長ローナン・マーセナスと、甥のアルベルト・ビストを伴ってシャイアン墓地に直行し、事態の結末を図ろうとする。
一方、「箱」を奪取せんと先行したフル・フロンタルを追い、インダストリアル7に急ぐバナージだが、眼前に<バンシィ・ノルン>を駆るリディと、アンジェロの<ローゼン・ズール>が立ち塞がる。
「箱」の守人、サイアムが待つ<メガラニカ>に到達する者は果たして-。
(
公式サイトより)
4年前に「1」がリリースされて4年、前作エピソード6からも1年以上たって、やっと完結である「7」のリリースでした
完結であること、そして各話のリリース間隔が開いていることもあって、今回は2週間前から「1」~「6」を復習して、物語を(おばかな)頭に叩き込んで臨みました
最初の戦闘シーンからして激しくて・・・「混沌」「憎悪」・・・色々とあり、複雑な想いで見ていました
しかし、バンシィのライフルがクシャトリアを貫いてから・・・マリーダの「声」により、狂気は消えていきました。
(強化人間の悲哀という点、今回のマリーダという存在は、やはり見逃せないシーンでした
)
ラプラスの箱がある最終座標は結局最初の地・・・ってのは、いかにもでしたが、そこで見た箱の中身は・・・
些細な一文ではありました。が、この一文こそ、宇宙世紀の始まりであり、人類が進む新たなステップの道しるべであったんでしょう・・・
それを100年も封印しているというこの物語・・・凄いもんです
(語ってくれた、永井一郎さん・・・あなたの声も重たかったです。ご冥福をお祈りします
)
後半のフル・フロンタルとの闘いは、何か凄すぎました。なんじゃ、あのネオ・ジオングってのは
この戦いは、宇宙世紀を駆け巡った、様々な戦いのシーンと音楽・・・昔から見ている俺たちへのボーナス・トラックのようなもんでした。
細かいシーンが気になって、何度も止めては戻して確認しちゃいました
「青」「赤」そして「黄色」の光の線が上空に登っていく様は、悔しいけどジーンときちゃいました
その後のコロニーレーザーの部分は(見ているこちらはすっかり疲れ切っていましたが)「逆襲のシャア」の時にも見た、「人類の可能性」を見せてくれましたし。
(人類が繰り返してしまっているのはマズいのですが
)
とにかく、とにかくお腹イッパイになりました!!
「ごちそうさま、UC」って感じです!!
こういった宇宙世紀の始まりと、一つの結末を、富野さんがやらずに福井さんがやっちゃっていいのかなぁ・・・などとも思いましたが、俺個人的には、決して違和感は無かったです。
解釈は色々とあれど、これはアリだと思いました
絵も音楽もクオリティ高かったですし、映像特典も楽しめましたし、4年間、ありがとうございました
ちゅうことで、今はとにかくゲップが出て仕方ない・・・で90点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません