半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ゴジラVSデストロイア』を観ました。

2014-06-29 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 香港に赤いゴジラが出現!ゴジラが吐き出す放射能熱線で香港は炎と黒煙に包まれた。ゴジラの体内にある原子炉で異変が起きており、核爆発を起こす可能性が示唆された。一方、東京湾の海底ではかつてゴジラを葬った科学兵器オキシジェンデストロイヤー(水中酸素破壊剤)の影響を受けた新生命体・デストロイアが誕生、東京の臨海副都心を恐怖に陥れた。次々に姿を変えて進化していく完全生命体・デストロイアとメルトダウン寸前のゴジラの死闘が始まる・・・。
日本映画専門チャンネル番組紹介より)

 1995年に公開された、シリーズ第22作目の作品です
「ゴジラ死す」というポスターも話題でしたし、この作品で第2期ゴジラも「一区切り」したって感じの作品でした
まず気に入らない点を先に1つ
それは、今回の敵「デストロイア」ですかね。
所々に、第1作目のゴジラを出すのはヨシとして、あの作品での「禁断の兵器」としてしまったオキシジェンデストロイヤーは、生物を基本的に死に至らしめるものであったはず。
それは、水爆実験と生き物との融合体となってしまったゴジラと同じ扱いで「怪物」を生むはずがない・・・と思います。安直すぎますよ
デストロイアという名前も好きじゃないし、あのデザインもねぇ・・・ウルトラマン(シリーズ後期)なんかの悪役怪獣のような感じなんですもん。
ゴジラの敵って、なんだかんだ言って、ウルトラマンの怪獣とは確実に「違う」モノがあるはずです。
上手く言えませんが、一応、「ワケあり怪物」なはずなんですよね。ゴジラに出てくる敵って
ゴジラの敵に、あんな派手で、悪そうな顔を持つ怪獣は不要だと思うんです・・・ハイ。
以上話を切り替えます。
そんなデストロイアに対峙する今回のゴジラの設定、これはキテますね
自身の体がメルトダウン寸前、各所が赤く発光してて、煙を吐いてて、目も血走っている
そもそも、そんな体にされた原因は人類の水爆実験であったワケです。見てて哀しいじゃないですか
更にベビーゴジラ、いや、すっかり成長したゴジラJr.がデストロイアにやられてしまって・・・
哀しみに加えて、怒りも入った、デストロイアとのバトルでした・・・
さすがに今回は、メカゴジラやモゲラ、人類の最新兵器類は、出ない、もしくは、出ても脇役にさえならない存在でした
背びれが解け始め、体が解け始め、少しずつ細くなり、骨になりかけていながら、(雄叫びとは程遠い)か細い鳴き声を発するゴジラ・・・なんがかんだ言っても、グッとくるものがありますよ
ただ、最後に最後に見えたシルエットは・・・Jrさんですか
ちゅうことで、初代を意識した音楽も、最後の舞台を盛り上げました・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『クロワッサンで朝食を』を観ました。

2014-06-29 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 エストニアで母を看取ったばかりのアンヌに、パリでの家政婦の仕事が舞い込む。悲しみを振り切るように、憧れのパリへ旅立つアンヌ。しかし、彼女を待ち受けていたのは、高級アパルトマンに独りで暮らす、毒舌で気難しい老婦人フリーダだった。フリーダはおいしいクロワッサンの買い方も知らないアンヌを、冷たく追い返そうとする。アンヌを雇ったのは、近くでカフェを経営するステファンで、フリーダは家政婦など求めてはいなかったのだ。だが、遠い昔エストニアから出てきたフリーダはアンヌにかつての自分を重ね、少しずつ心を開いていく。やがてアンヌは、フリーダの孤独な生活の秘密を知るのだが──。
公式サイトより)

 アンヌ・・・最初から暗い話ばっかりです・・・可哀想
このエストニアにいること自体も辛いんでしょう・・・
ただ、家政婦として赴いたパリでも、正直、「貧乏クジひいた」感じです。
そう思えるほど、主人であるフリーダおばあさんです・・・。
このフリーダ、とにかく口が悪い 相手に応戦させないくらい、相手のセリフに被せるように更に「口撃」・・・俺が相手だと、とにかく彼女に関わりたくないって感じです
ただ、アンヌにとっても、おいそれって引き返すにもいかず、我慢しながらも一生懸命尽くしています。
そんなアンヌに、フリーダは少しずつ氷解していきます。これって、やはり、冒頭の解説にもあった通り、アンヌに自分を重ねた ・・・その辺があまり掴めなかったんですが・・・
アンヌに対しての氷解はあれど、その他の周囲の人たちにとっては、相変わらずの「口撃」。自分を気にかけてくれる人に対して、彼女は容赦なく排除しちゃいます
更に勢い余っって、アンヌまで・・・
アンヌを追い払った後のフリーダは、彼女に対する未練とか愚痴とかを言わずに、ただただ静かにしているだけ・・・それだけなのに、彼女がなんか寂しそうに見えるのって、やはりジャンヌ・モローさんの演技なんでしょうね
再びアンヌを部屋に招き入れたフリーダ・・・そそくさと奥へ消えていくフリーダを見るアンヌ・・・今度はアンヌがフリーダに自分を重ねているようでした
ちゅうことで、ステファンはステファンで辛い立場かも・・・、で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする