半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『悪の教典』を観ました。

2013-09-29 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 蓮実聖司(伊藤英明)は、生徒から「ハスミン」という愛称で呼ばれ、絶大な人気を誇る高校教師。学校やPTAの評価も高く、いわば「教師の鑑」と呼べる存在だったが、それはすべて仮面に過ぎなかった。彼は他人への共感能力をまったく持ち合わせていない、生まれながらのサイコパス(反社会性人格障害)だったのだ。蓮実は自らの目的のためには、それが最善の策であれば、たとえ殺人でも厭わない。学校が抱える様々なトラブルや、自分の目的の妨げになる障害を取り除くために、いとも簡単に人を殺していく。そして、いつしか周囲の人間を自由に操り、学校中を支配しつつあった。だが、すべてが順調に進んでいた矢先、小さなほころびから自らの失敗が露呈してしまいう。それを隠滅するために考えた蓮実の解決策。それは、クラスの生徒全員を惨殺することだった・・・。
公式サイトより)

 劇場公開時に話題になりましたよね~
三池崇史監督、そして、比較的善人を演じることが多かった伊藤英明サンが、悪の限りを尽くすってのも話題でしたが、それ以上に、試写会を見たAKB大島サンが、あまりの惨殺シーンに、号泣し、途中退出し、「嫌い」と公に批判したのが、結果的に一番話題になってました
今の学校って、イジメだのセクハラだので、とにかく生徒も、先生も、PTAも、様々なストレスを抱えている中での生活を強いられています。
そんな中で、自分の意志をしっかり表現し、物腰は低く、どんな人からも一目置かれている蓮実の存在に、なんだかんだ言って、皆、頼っているような感じがします。
そんな蓮実ですが、実は・・・ということで、節々でそういった表情はするものの、前半はおとなしめ・・・
で、後半、ちょっとした綻びがきっかけに、ついにプチッ・・・となっちゃいます
そこから最後まで、とにかく生徒をショットガンで撃ちまくります
まあ、酷いです。冷たいです。
生徒はあんなに慕ってたのに、蓮実のほうは、まーったく気持ちが無かったですねぇ・・
ひたすら殺す彼に、誰がストップをかけるのか、はたまた、誰が逃げ切れるのか・・・それだけを頼りに見てました。
AKB大島さんが途中退席し、非難するもの、なんとなく理解できますね。いや、理解できる人のが多いかも
結局、最後も、ちょっとした「綻び」がアダになってしまいました。
後味が悪い・・・というか、何も残らない・・・というのが、俺の正直な気持ちですかね
・・・ちゅうことで、芝原先生(山田孝之)のドラムが危機を救う感じ・・・はしなかった・・・で45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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