名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々。自分の居場所を失くしたシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。 高校生になっても何も変わらない日常の中で、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに…
(公式サイトより)
第89回アカデミー賞・作品賞受賞作品です
彼の名前(呼び名?)をタイトルにした、3部構成の物語でした
1話目は、幼少期の「リトル」。リトルという名の通り、見るからにひ弱に映る少年でした。いじめられちゃってるし・・・
コカインの売人であるフアンがシャロンを見つけたときは「ヤバ」と思いましたが、シャロンに何かを感じたのか、やたら優しく接してくれましたね。
シャロン自身は、家でも母親に愛されていない状況だったけど、唯一、フアンと彼女のテレサ、そして、唯一の友達ケヴィンに心を開ていましたね。
この3人に接している時だけに見られたシャロンの笑顔がとっても印象的でした
2話目は、高校生となった「シャロン」の物語でした。あらぁ、気に入ってた兄貴・フアンはもう居ないんですね
でも、1話目の出会いは良かったようで、いい感じの青年に成長してました。相変わらずケヴィンともいい仲で・・・
あの夜のケヴィンとの「出来事」のシーンは良かったですね・・・綺麗な「愛」のシーンでした
しかし、あのレゲエ野郎がねぇ・・・ああいった奴の前で演じるしかないケヴィンも辛いですが、彼を愛して立ち上がるシャロンも・・・辛い
ケヴィンをあんな気持ちにさせたレゲエ野郎に復讐をするシャロン・・・青春って出来事で片付けられない結末でした・・・
3話目は、すっかり成人(オッサン)となった「ブラック」・・・なんでブラックなんだろうか
見違えるような体つきと顔つき・・・高校の一件から色々あったんでしょうが、あえてその部分には劇中で触れないのがミソなんでしょうね。。。
あの顔と、仕事(コカイン売人)で分かってしまいます。。。
でも、この話の目的は、ケヴィンに久々に会いに行くという「単純」な事でした。
「単純」な行動だけど、二人とも、高校以降にいろいろとあったんでしょう・・・話が弾むという雰囲気もなく、ただ淡々と会話を続けます。
ラストはケヴィンの家でのシーン。静かに語るブラック・・・
幼少、高校生、成人になっても、シャロンは変わらなかった(姿は変わったけど・・・)
あくまでも静かに、彼の思いを綴った作品でしたね。
いじめ、とか、セクシャリティとか、コカインとか、色々な問題を映している作品なれど、それを思いっきり主張するワケじゃない、不思議な雰囲気の作品・・・
やはり、高校の時の海辺での二人・・・この思いがずっと流れているのでしょう・・・
ちゅうことで、全編を観て、やっと劇場公開時のポスターの意味が分かった・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
(公式サイトより)
第89回アカデミー賞・作品賞受賞作品です
彼の名前(呼び名?)をタイトルにした、3部構成の物語でした
1話目は、幼少期の「リトル」。リトルという名の通り、見るからにひ弱に映る少年でした。いじめられちゃってるし・・・
コカインの売人であるフアンがシャロンを見つけたときは「ヤバ」と思いましたが、シャロンに何かを感じたのか、やたら優しく接してくれましたね。
シャロン自身は、家でも母親に愛されていない状況だったけど、唯一、フアンと彼女のテレサ、そして、唯一の友達ケヴィンに心を開ていましたね。
この3人に接している時だけに見られたシャロンの笑顔がとっても印象的でした
2話目は、高校生となった「シャロン」の物語でした。あらぁ、気に入ってた兄貴・フアンはもう居ないんですね
でも、1話目の出会いは良かったようで、いい感じの青年に成長してました。相変わらずケヴィンともいい仲で・・・
あの夜のケヴィンとの「出来事」のシーンは良かったですね・・・綺麗な「愛」のシーンでした
しかし、あのレゲエ野郎がねぇ・・・ああいった奴の前で演じるしかないケヴィンも辛いですが、彼を愛して立ち上がるシャロンも・・・辛い
ケヴィンをあんな気持ちにさせたレゲエ野郎に復讐をするシャロン・・・青春って出来事で片付けられない結末でした・・・
3話目は、すっかり成人(オッサン)となった「ブラック」・・・なんでブラックなんだろうか
見違えるような体つきと顔つき・・・高校の一件から色々あったんでしょうが、あえてその部分には劇中で触れないのがミソなんでしょうね。。。
あの顔と、仕事(コカイン売人)で分かってしまいます。。。
でも、この話の目的は、ケヴィンに久々に会いに行くという「単純」な事でした。
「単純」な行動だけど、二人とも、高校以降にいろいろとあったんでしょう・・・話が弾むという雰囲気もなく、ただ淡々と会話を続けます。
ラストはケヴィンの家でのシーン。静かに語るブラック・・・
幼少、高校生、成人になっても、シャロンは変わらなかった(姿は変わったけど・・・)
あくまでも静かに、彼の思いを綴った作品でしたね。
いじめ、とか、セクシャリティとか、コカインとか、色々な問題を映している作品なれど、それを思いっきり主張するワケじゃない、不思議な雰囲気の作品・・・
やはり、高校の時の海辺での二人・・・この思いがずっと流れているのでしょう・・・
ちゅうことで、全編を観て、やっと劇場公開時のポスターの意味が分かった・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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