安政七年三月三日、江戸城桜田門外で大老の井伊直弼(中村吉右衛門)が襲撃され殺害される。主君を守り切れなかったことを悔やんでも悔やみきれない彦根藩士・志村金吾(中井貴一)のもとに、仇を討てとの藩命が下る。明治の世になり時代が大きく変わっても武士としての矜持を持ち敵を探し続ける金吾。一方水戸浪士・佐橋十兵衛(阿部寛)は井伊直弼殺害後、俥引きに身をやつし孤独の中に生きていた。そして明治六年二月七日、仇討禁止令が布告される……。
(MovieWalkerより)
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浅田次郎さんの短編小説だそうです
桜田門外の変を描いた映画は過去に見たことがあります。この作品も、序盤早々からそのシーンがありました。
しかし、この作品の主人公は、井伊直弼ではなく、この事件の当事者の一人の志村でした。
彼がちょっと敵を深追いしている間に、大老は殺害されてしまいました
主を守れなかったという自責の念も強く、武士あらば、自らの命を捧げるしかない状況です
そんな志村に下った指令は、逃げた敵を捜し、その首を主のもとに差し出す・・・というものです。
決して自らの意思ではなく、苦悩しますが、志村は、「静かな武士」って感じで良いですね
ああいった穏やかな彼だから、セツは彼に一生ついて行く決心をしたんでしょうね
最後の一人であった十兵衛・・・彼も事件の当事者なれど、距離を置いて、静かに暮らしている状況でした。
このまま続けたかったでしょうに・・・
しかし、彼もまた武士、志村との対面にて、しっかり自分の存在を知らしめてしまいました
そして迎える対決の時・・・この時は、色々な意味で複雑でしたね。
明治へと変わる時代、武士たるものが古い存在になりつつある時代・・・
そして、長い間、自らの意思ではない「仇討」で生きてきた志村にとって突き付けられた、「仇討禁止」という命令
想像できないほどの「志村の思い」は、リツと一緒に今後も歩んでいくラストで、ちょっと癒されたかなぁ・・・と
ちゅうことで、武士の熱い思いは、姿形が違っても色あせず・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
(MovieWalkerより)
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浅田次郎さんの短編小説だそうです
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桜田門外の変を描いた映画は過去に見たことがあります。この作品も、序盤早々からそのシーンがありました。
しかし、この作品の主人公は、井伊直弼ではなく、この事件の当事者の一人の志村でした。
彼がちょっと敵を深追いしている間に、大老は殺害されてしまいました
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主を守れなかったという自責の念も強く、武士あらば、自らの命を捧げるしかない状況です
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そんな志村に下った指令は、逃げた敵を捜し、その首を主のもとに差し出す・・・というものです。
決して自らの意思ではなく、苦悩しますが、志村は、「静かな武士」って感じで良いですね
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ああいった穏やかな彼だから、セツは彼に一生ついて行く決心をしたんでしょうね
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最後の一人であった十兵衛・・・彼も事件の当事者なれど、距離を置いて、静かに暮らしている状況でした。
このまま続けたかったでしょうに・・・
しかし、彼もまた武士、志村との対面にて、しっかり自分の存在を知らしめてしまいました
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そして迎える対決の時・・・この時は、色々な意味で複雑でしたね。
明治へと変わる時代、武士たるものが古い存在になりつつある時代・・・
そして、長い間、自らの意思ではない「仇討」で生きてきた志村にとって突き付けられた、「仇討禁止」という命令
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想像できないほどの「志村の思い」は、リツと一緒に今後も歩んでいくラストで、ちょっと癒されたかなぁ・・・と
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ちゅうことで、武士の熱い思いは、姿形が違っても色あせず・・・で70点
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※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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