半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『聲の形』を観ました。

2018-04-08 05:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 「退屈すること」を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
「ある出来事」以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元に訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語・・・。
公式サイトより)

 「少年マガジン」で連載されたいた、大今良時さんの同名漫画のアニメ化です
将也は、「ガキ大将」というより、子供の頃、良く居た「目立ちたがり屋の調子ノリ」の奴ですよね
周囲の「おだて」に乗って、一番最初に行動に出る・・・転校してきた硝子に対しての(ある意味)イジメも、周囲が喜べば満足なんでしょう・・・
そんな態度に対して、硝子が泣いて逃げるなどの行動になればコッチのもんだったんでしょうが、硝子は(状況もあまり分かってない点もあり)将也が思っている行動をとってくれない・・・
・・・コイツ、マジむかつく・・・彼の言葉、そのまんまの感情ですね・・・
で、イジメが発覚し、クラスで犯人探しになった際に矢面に立たされてしまう将也に対して、追従してくれない友達たち・・・
皆が喜んでくれた行動をしていたつもりの彼にとっては、強烈な「裏切り」でしたよね。
で、いきなり高校生の将也となりますが、そこまでに何があったのかは、バッサリとカットなんですね・・・気になります
ただ、彼の目に映る他の学生、そしてその他の人までも、顔に「×」がかかってて、誰なのかも、どんな人なのかも分からない・・・
この単純なアニメ的演出は、その後も含めて、この作品、そして将也の状況をとっても分かり易いものにしてくれました
彼がなぜ、硝子の元を訪れたのか・・・心がひっかかっていたんでしょうかね・・・
彼の成長が、次第に周囲に届き、彼自身も周囲が分かっていく・・・心地よい表情を浮かべる、明るい彼が復活したのは、見てて嬉しくなりました。
・・・が、友人それぞれにも、色々と「想い」がある・・・この辺が単純にいかない・・・
単純にいかないのは、将也本人の心の中にもあったんだ・・・一緒になって苦しくなっちゃいましたね・・・
淡々と続く心の物語でしたが、終盤は強烈な事件が発生しちゃいましたね。硝子の「想い」は俺の予想以上でした・・・
友人に加えて、兄弟、そして親の心情までも・・・
「聲」というタイトルに対して、単純に「聲」が伝わらない、伝えられない硝子にまつわる話と予想した俺は×でしたね・・・
「聲」は心そのものでした。。。
ちゅうことで、「クラスにああいう奴いたなぁ」って人ばかりでした・・・俺の「聲」はどーだったんだろ・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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