半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『007/ガシノ・ロワイヤル』を観ました。

2008-05-03 15:12:15 | えいがかんしょうの部屋
 遂に明かされる、007への危険で過酷な道のり-
これは、若きジェームズ・ボンドが「007」になるまでの物語…(公式サイトより)

 007シリーズは、そんなに観れてないんですよね。
とはいえ、シリーズを観て無くても、あの曲や、だいたいの雰囲気ってのは、何作か観れば分かるってモノ
ただ、この映画から、ボンド役が黒髪のピアース・ブロスナンから、金髪のダニエル・クレイグに代わったってこともあって、なんだか変なオープニング
その後の30分くらいは、007シリーズにしては、めちゃくちゃ派手なアクションの連続です
殺しのライセンス「00(ダブルオー)」を得るのは、かなり過酷なんですねぇ
見事007となったボンドではあるけど、さすがに駆け出しの彼だけあって、シリーズ特有の「完璧なボンド」には程遠い存在です。
簡単に言っちゃうと、「ちょっとキザでクールを『演じて』いる男」です
ただ、最初のミッションで、タイトル通り、カジノ(ポーカー)対決になるんだけど、ここら辺からの静かな戦い、何か良いです
ダニエル・クレイグの眼力って言うんでしょうか これが良い
「ギャンブルは「賭け」じゃない、「人間の戦い」だ」という彼の言葉が充分感じられました
そして、彼がある意味「完璧」になってしまった理由である、ヒロイン・ヴェスパー(エヴァ・グリーン)との出会いも充分描かれてます
ボンドカーも(車名が分かりませんが)健在ですし、後半のヴェニスの家の崩壊アクションもすごかった
それでいて、ボンドの着こなしとかも「当たり前」に素敵ですし、ロケ地(バハマ諸島、ヴェニス、コモ湖など)の景色も一級品ときたもんだ。
…結局、ボンドらしくない映画が、いつのまにか、立派なボンド映画になってました
ダニエル・クレイグ、いいんじゃないですか 彼のボンドがしばらく続く予感がします
ちゅうことで、男にとってあの拷問は洒落にならんね~で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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