静岡の小さな港町の網元の次男・神勝平は大型バイクにまたがり、香月真吾一派と喧嘩を繰り広げていた。パトカーで警察に追われ逃げる勝平の前に突然、地球征服を目論む異星人ガイゾックのメカ・ブースト、ドミラが現れる。驚愕する香月と彼等の親衛隊アキ、ミチをなんとか逃がした勝平は、海上で先祖の宝を捜す家族のもとへと向うが海上の作業場は既に破壊されていた。
必死で家族を探しドミラと戦う勝平の前に彼の家族達が探し当てた、海底深くに隠されていた先祖の宝、巨大宇宙船ビアルI世が姿を現す。
茫然とする勝平の頭の中に祖父・兵左衛門の声が響く。
「走れ、勝平、シュート・インだ」
訳も判らぬまま戦闘機ザンバードに搭乗する勝平。初めて見る計器、初めての戦い。しかし、操縦法を睡眠学習によって会得していた勝平は、ザンバードを人型ロボット、ザンボ・エースに変形させ、ドミラと戦うのだった。
(公式サイトより)
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昨年、40周年ということで、CATVでオンエアされていました
実はこの作品は、タイトルしか知らないという俺でしたが、昨今、やたら同じ世代の連中が「この作品はすごい
」と語るのを聞いて、「こりゃチェックすべき
」と決心しました
さすがに40年前の作品ですから、作画がどーとかいう話はしません。
OPは昔ながらの「熱血感」を感じましたね。やはり「歌いやすい」「擬音アリ」・・・こういった要素は必要です
そして、敵は「完全悪」・・・と思っていました。終盤までは・・・
物語に話を移します。
まず、主人公勝平は、スーパーロボット物としての「人類のヒーロー」になっていない点がビックリでした
彼らは異星人であって、彼らと敵であるガイゾックとが争っている・・・人類からしてみれば、「異星人たちが(俺たちの)地球でドンパチやってる」という迷惑な状況・・・
重ねるように、ザンボ・エースとメカ・ブーストは、戦いの最中、人類の大切な家や交通機関を壊してしまって、避難されまくりの毎日・・・
勝平が純粋なだけに、この人類の「仕打ち」はキツいですね・・・
つぎに、中盤のガイゾックの反撃の兵器・・・「人間爆弾」・・・これは強烈でした。
信頼する友人が、(ガイゾックに)改造され爆弾と化す・・・至るところで爆発し、友人を巻き込む・・・
今でこそ、(自爆テロなど)物騒な世の中に身をおいているけど、これ、子供の頃観たら、トラウマになりそうですよね・・・
ラスト3話は、いよいよ敵ボスとの壮絶な戦いですが、ここでの神ファミリーの面々の「散り様」もねぇ・・・
勝平が敵と「戦いの意義」を会話する・・・こんなのも、悪い意味では、「スッキリしない」考えさせられちゃいます・・・
哀しい、辛い戦いが終わり、一人生き残った勝平は地球にち落ちていく・・・
「寒い」とつぶやきながら丸まって眠っている勝平を抱いていたのが、序盤、勝平らを忌み嫌っていた香月、そして勝平に恋心を抱いているミチで・・・救われたような気がします。
ちゅうことで、富野(由悠季)監督らしい作品・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
必死で家族を探しドミラと戦う勝平の前に彼の家族達が探し当てた、海底深くに隠されていた先祖の宝、巨大宇宙船ビアルI世が姿を現す。
茫然とする勝平の頭の中に祖父・兵左衛門の声が響く。
「走れ、勝平、シュート・インだ」
訳も判らぬまま戦闘機ザンバードに搭乗する勝平。初めて見る計器、初めての戦い。しかし、操縦法を睡眠学習によって会得していた勝平は、ザンバードを人型ロボット、ザンボ・エースに変形させ、ドミラと戦うのだった。
(公式サイトより)
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昨年、40周年ということで、CATVでオンエアされていました
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実はこの作品は、タイトルしか知らないという俺でしたが、昨今、やたら同じ世代の連中が「この作品はすごい
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さすがに40年前の作品ですから、作画がどーとかいう話はしません。
OPは昔ながらの「熱血感」を感じましたね。やはり「歌いやすい」「擬音アリ」・・・こういった要素は必要です
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そして、敵は「完全悪」・・・と思っていました。終盤までは・・・
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物語に話を移します。
まず、主人公勝平は、スーパーロボット物としての「人類のヒーロー」になっていない点がビックリでした
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彼らは異星人であって、彼らと敵であるガイゾックとが争っている・・・人類からしてみれば、「異星人たちが(俺たちの)地球でドンパチやってる」という迷惑な状況・・・
重ねるように、ザンボ・エースとメカ・ブーストは、戦いの最中、人類の大切な家や交通機関を壊してしまって、避難されまくりの毎日・・・
勝平が純粋なだけに、この人類の「仕打ち」はキツいですね・・・
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つぎに、中盤のガイゾックの反撃の兵器・・・「人間爆弾」・・・これは強烈でした。
信頼する友人が、(ガイゾックに)改造され爆弾と化す・・・至るところで爆発し、友人を巻き込む・・・
今でこそ、(自爆テロなど)物騒な世の中に身をおいているけど、これ、子供の頃観たら、トラウマになりそうですよね・・・
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ラスト3話は、いよいよ敵ボスとの壮絶な戦いですが、ここでの神ファミリーの面々の「散り様」もねぇ・・・
勝平が敵と「戦いの意義」を会話する・・・こんなのも、悪い意味では、「スッキリしない」考えさせられちゃいます・・・
哀しい、辛い戦いが終わり、一人生き残った勝平は地球にち落ちていく・・・
「寒い」とつぶやきながら丸まって眠っている勝平を抱いていたのが、序盤、勝平らを忌み嫌っていた香月、そして勝平に恋心を抱いているミチで・・・救われたような気がします。
ちゅうことで、富野(由悠季)監督らしい作品・・・で75点
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※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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