半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『仄暗い水の底から』を観ました。

2006-03-26 18:11:15 | えいがかんしょうの部屋
 夫と離婚調停中である淑美(黒木瞳)は、5歳の娘・郁子とある古いマンションに引っ越してきた。快適に見えた生活であったが、天井の水モレや、上階の子供の足音などを不審に感じるようになる。また郁子は、屋上の高架水槽の近くで、子供用の赤いバッグを見つけてくる・・・
 ・・・などと語ってると、あと20行くらいでストーリーが全部書けちゃうような気がします
ドキッとするようなビックリ系演出がないホラー映画です。本編にもあるような「水がヒタヒタ染みてくる」ような怖さを演出していて、これはこの物語にピッタリです。
正直、恐怖の根源?については、物語の中盤でネタ割れしてしまいました。しかし、そこで映画の興味もTHE ENDにはならず、ひたすら、ヒタヒタと最後まで持ち上げていきます。
 淑美の最後の行動によって、物語がどう結実していくのかが分かれるところでしたが、俺が期待した「ちょい泣き切ない系ラスト」にはならず、「救いの無い暗いラスト」に行ってしまったのは残念でした
 黒木瞳といい、郁子役の菅野莉央ちゃんといい、とっても味があって、物語に引き込ませてくれただけに、勝手言ってますが、勿体無い
ちゅうことで、タイトル=ネタバレだけど、黒木瞳加点ありで、65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『機動戦士ガンダム0083 (5.1... | トップ | グリプス戦役セット お得?? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事