半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『寄生獣』『寄生獣(完結編)』を観ました。

2016-09-16 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 謎の寄生生物パラサイトが現れた。パラサイトは人間の脳に寄生し肉体を操り、人間を捕食していく。高校生の泉新一(染谷将太)にもパラサイトが近づき脳に寄生しようとするが失敗。パラサイトはやむなく右腕に寄生する。この信じがたい事態を周囲に話すわけにもいかず、新一は右腕のパラサイトにミギーと名前を付け奇妙な共生生活をするうちに、友情のようなものを感じるようになっていく。パラサイトは次々に現れ、新一の幼馴染の同級生・里美(橋本愛)にも危険が迫る。人とパラサイトの殺し合いが進む中、高校教師として現れたパラサイトの田宮良子(深津絵里)らはそれぞれの考えを持ち始めていた。地球を破壊する人間を淘汰するために生まれてきたというパラサイトに、生き残りをかけ戦う人間たち。価値観が揺らぐ中、新一とミギーはパラサイトとの戦いに身を投じていく……。
MovieWalkerより)

 『月刊アフタヌーン』で連載していた、岩明均さんの同名ヒット漫画の実写映画化です
漫画は残念ながら未見ですが、アニメ版はしっかり観ました。あれは面白かったし、考えさせられました(当時の感想
最初から空から謎のクリーチャーが降って来て、人間に寄生していく・・・そして、寄生した人間は人型クリーチャーとなって、人を食らう・・・
この展開はアニメ版同様ですね。
これがあったから、アニメ版も、「こりゃグロいパニック映画だな」と思わせたんですよね。意図的な演出かとおもいました
アニメ版でもグロかったけど、実写(というかCG)も強烈ですね・・・観るのキツい人もいるんでしょうね
前後編に分かれて劇場公開されたワケですが、前編は、パニック映画に徹しているように思えましたね。
唯一の見せ場だったのは、やはり母親クリーチャーと対峙するシーンでしたねぇ・・・
この展開はアニメ版とは違ってましたが、もうちょっと新一と母親の関係を象徴するシーンを多くしたら、あの対決のシーン(母親たる行動が一瞬見えるところ)はジーンと来たんだろうなぁ・・・と思いました
で、後編は、アニメ版でも「意外で面白かった」という部分、「種の争い」たる部分がクローズアップされました。
ここまで観ずに、前編で観るのを止めた人は、ちょっと勿体ないですよーーーー。この作品の魅力は、後半のこの展開にアリですもん
良子とその子供のシーンとか、後藤との最終決戦とか、見どころが目白押しです。前半観てない人は全く分からない展開です
山崎(貴)監督だけに、CGはバリバリ頑張ってますし、深津絵里サンや、浅野忠信サンなどが演じているのも凄いかも
ミギーだけが、小さい存在なんで、細かくマメに動いているんだけど、画面の中では殆ど目立たない存在なのが、唯一の残念どころかな
アニメ版とは違ったテイストだけど、「訴えるべき内容」は変わらなかった。面白いです
ちゅうことで、村野(橋本愛)チャンも、もっと見せ場があったのに・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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