半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『そして、私たちは愛に帰る』を観ました。

2010-01-24 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ハンブルクに住む大学教授のネジャットの老父アリはブレーメンで一人暮らしだったが、同郷の娼婦イェテルと暮らし始める。ところが、アリは誤ってイェテルを死なせてしまう。ネジャットはイェテルが故郷トルコに残してきた娘アイテンに会うためにイスタンブールに向かう。そのアイテンは反政府活動家として警察に追われ、出稼ぎでドイツへ渡った母を頼って偽造パスポートで出国し、ドイツ人学生ロッテと知りあう。
goo映画より)(公式サイト

 この映画、観る前にトルコという国の事情を知っておくといいんでしょうねぇ・・・と観た後感じた(遅すぎた?)俺でした
一応、複数の人々の物語ではあるんだけど、そこに、宗教とか、EU加盟の問題とか、人種差別とか・・・色んな問題が、物語の「影」として存在しています
中心は、一応ネジャットなのかなぁ・・・アリとの関係はイェテルの突然の死によって、急激に開いてしまうと同時に、彼の「目的のある」旅が始まりました。
一方アイテンも複雑な立場で、友人も少なく、ある行動をとってる
友人の母とか、色々な人の思惑とかが結構ズッシリとくるんで・・・重いっすね
ただ、どの人の物語も、ちゃんとした結論が出てないような・・・その点消化不良というか・・・観る我々に考えさせる見せ方なんですかね
ラストのネジャットの砂浜でのシーンも、色々と想像は出来るけど・・・結論が出ないっす
ちゅうことで、カンヌ国際映画祭最優秀脚本賞だそうです・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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