半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『黒い司法 0%からの奇跡』を観ました。

2021-01-09 09:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 黒人差別が根強い1980年代アラバマ州。犯してもいない罪で死刑宣告されたウォルター・マクシミリアン(J.フォックス)を助けるため、弁護士ブライアン・スティーブンソン(M.B.ジョーダン)は無罪を勝ち取るべく立ち上がる。
しかし、仕組まれた証言、白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫など、数々の差別と不正がブライアンの前に立ちはだかる。
それでもブライアンは、同じ志を持つエパ・アンスリー(B.ラーソン)と共に、「真の正義」を求め過酷な状況のなか闘い続ける。
果たしてブライアンは、最後の希望となりウォルターを救うことができるのか!?
可能性0%からの奇跡の逆転劇に挑む!
(公式サイトより)
 このタイトル、そして実話という事で、心して観るべきものとして捉えて鑑賞開始しました
この作品のキーとなる事件である、白人女性の殺害事件については、裁判中の言葉では語られるものの、どういった状況で起こったのか、ほぼほぼ描かれていません。
(後々のテロップ?で、真犯人が捕まっていないという説明がありますので、事件の真相は正直、まだ謎多きものなのかも それはそれで怖いですが)
その事件の犯人に「仕立てられて」しまったウォルター・・・ある死刑囚のウソの密告によるものというのも特徴的です。
そんな人の言葉で、こんなトントン拍子で犯人に仕立てられ、さらに死刑宣告までされてしまう・・・あまりに理不尽です
まあ、ウォルターの話を聞いていると、今までの裁判そのものも、どーみても平等性にも欠けるし、白人のみで行われてしまってるようですし・・・
更に、彼についた弁護士さんも、そんな環境での戦いって状況を、もう諦めていたような感じで・・・
ブライアンが最初に接見しても、つれない表情をしていた理由が痛いほどわかります。
このブライアンについても、この作品では、本当に「正義感がやたら強くて、そこに120%身を捧ぐ」って感じの人です。こんなに出来すぎな人っているんですね
ただ、こんな「決意」だけでは太刀打ちできない状況であり・・・彼が必死に弁護したハーバートの最期のシーンは辛かったなぁ
影でブライアンの行動を認め、支えるエマの存在も大きいですね。
終盤、やっと証人の有力な発言を得ることができて、長かった「闇」が取り払われると安堵したんですが、「0%」というのは、ココまで来るんだ・・・と。
観ているこちらも「打ちのめされた」状況でしたが、ああいった方法で、再び戦うことが出来るんですね。
「奇跡」は確かに喜ばしいものではありましたが、30年以上も「死刑囚」として過ごしているワケで・・・精神的にも、肉体的にも受けた「傷」というのは、決して癒えない事実がそこにありました
それでも、ブライアンみたいな人が行動してくれないと、その傷は更に深いワケで・・・その行動の記録が最後に数字となって理解できました
ちゅうことで、「俺たちは生来、有罪」「死刑判決の事件の10%は冤罪」強烈な言葉が焼き付きました・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ジョシュ・ラビット』を観ました。

2021-01-04 12:28:13 | えいがかんしょうの部屋
 第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョは、空想上の友達であるアドルフ・ヒトラーの助けを借りて、立派な兵士になろうと奮闘していた。
しかし、心優しい彼は訓練でウサギを殺すことができず、“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられてしまう。
そんな中、ジョジョは母親と2人で暮らす家の隠し部屋に、ユダヤ人少女エルサが匿われていることに気づく。やがて、ジョジョは皮肉屋のアドルフの目を気にしながらも、強く勇敢なエルサに惹かれていく——。
(公式サイトより)

 ドイツが舞台という情報だけで見始めた作品です。昔のナチスドイツの全盛期の映像が流れつつ、聞こえてくるBeatlesの「I Want To Hold Your Hand」が少し違う・・・と思ったら、ドイツ語版だったんですね
ジョジョも含めた少年少女は、ナチスドイツでの訓練に参加して、目を輝かせていますね 幼い子供達にとったら、国・・・というより、ああいった目の前の大人に憧れているのかな
彼ら大人の、ユダヤ人の教え方があまりに非現実的で酷いですが、子供達は信じてしまっちゃってて・・・
数々の訓練・・・頑張ってはいるけど、空回りするジョジョ・・・彼の「イマジナリーフレンド」のヒトラーが、ジョジョを励まし、鼓舞してますね
投げた手榴弾が、跳ね返って足元に・・・コミカルだったんだけど、笑えない事件です
足が不自由になり、過去も傷だらけになったジョジョを励ますのは、ヒトラーだけじゃありません
お母さん(相変わらずお美しいS.ヨハンソン)は、ジョジョの意志を潰さないように、時に強引に、時に優しく連れ添っている存在・・・いいなぁ。
そして、お母さんがかくまっているエルサ、最初の登場は俺もビックリしたものの、彼女とジョジョの掛け合いはいいっすねぇ
年上のエルサに対して、ジョジョなりの「いじわる」があり、「なぐさめ」がありと・・・
家宅捜索ではドキドキしたけど、何とか回避・・・は出来てなかったんですね。。。お母さんとの別れは(ちょっと間接的なシーンで)悲しかったなぁ
エルサを通じて、ユダヤ人、そしてナチスドイツに対する印象が変わっていくジョジョ。
激しい戦いから終戦へ・・・この辺、余計なセリフはなく、ジョジョと関係のあった人々が静かに動いて、そして散っていく・・・
最後がダンスで終わるってのは、この作品、そしてジョジョとエルサらしいですね。ジョジョ・・・成長したし、優しく・たくましくなりました
ちゅうことで、親友ヨーキーが可愛くて可愛くて・・・いつまでもジョジョと友達でいてね・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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今年の3ヶ日はいい天気!

2021-01-03 21:00:00 | 日々をたらたら(日記)
1/2(土)
 昨日に引き続きいい天気です。
朝は3:00に起床した・・・イビキがうるさいと、sから怒られた
早朝から掃除・洗濯をこなした後、昨日に引き続き、布団も干した。
昨日のうちにご挨拶などを全て済ませたので、特に予定もなく、自宅でのんびりと録画番組を消化した。
毎年、この時期は、バラエティを中心にとにかく「録画しまくる」状態なんで、HDD管理が大変。
TVチューナー、レコーダーの2チューナー、JCOMの2チューナー・・・全てを駆使して予約しまくり。
消化するのは・・・3月頃かな
1/3(日)
 朝は2:00に起床した・・・といっても、リビングに場所を変えて、結局寝てたような
今日から受験生のKは塾でお勉強ということで、朝食後、早々に出発しちゃった。頑張れ
残ったカミさんとsの3人で、(日曜日ということもあり)食材買いとマック朝食をした。
ついでに、空き気味のショッピングモール内を散策・・・どこも福袋とか、新春特価とか、魅力的な言葉が並んでた
カミさんはバックの福袋を、sは冬服を購入した
その後はのんびりと自宅で過ごし、夕方になって、(元日にも行った)近くの弁天様まで行った

コロナ対策ってことで、閉まる直前に行った。
日中は大行列だったみたいだけど、列もなくて安心

一通り参拝し、お守りも購入。

3ヶ日は雨も降らずに、いい天気だったね。
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『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!』を観ました。

2021-01-03 16:00:00 | どらまの部屋
 家庭という仕事場の「共同経営者」である森山みくり(新垣結衣)と津崎平匡(星野 源)。共働きとなり、2人に最適な家事の分担も出来て、平和で幸せな日々を過ごしていた。
女子社員の「出産の順番待ち」、みくりの会社ではそんな話題も出ていた。そんな中、みくりの妊娠が発覚。2人はついに正式に結婚をすることになるが、入籍をめぐってひと悶着が。さらに、つわりで苦しむみくりを前に混乱する平匡は、「泣きたいのはこっち」と弱音を吐く始末。大切なプロジェクトを前に育休を取ることを決める平匡だったが、そんな窮地を支えてくれたのは昔の同僚である沼田(古田新太)たちだった——。
家事の役割分担など暮らしの再構築を目指すが、出産、育児と慣れない出来事の連続に翻弄されていくみくりと平匡。一方、百合ちゃん(石田 ゆり子)も人生の大きな転機を迎えていた・・・。
そして、“ある出来事”がみくりと平匡の間を引き裂き、離ればなれの日々を過ごすことに・・・。
2人は再び“ハグの日”を取り戻すことは出来るのか——。
(TBS番組紹介より)
 「逃げ恥」は、ドラマ開始当初は全く見れてなくて、後で人気を知って、慌てて一挙放送に食いついた、ミーハーな俺っす
久々に新作?を観ることが出来ましたが、相変わらずな「関係性」ですね。
言葉遣いといい、距離感といい・・・もっともっと縮まっているものと思ってましたが・・・
みくりさんの妊娠が発覚し、「2人の関係」に当然ながら変化が出てくるワケで・・・
お互いに「初めて」ですから、様々な点で、考え方に違いが出てきてるし、気持ちにも余裕なくなってるし・・・それぞれの「独り言」が、それを物語っています。
平匡さんの「仕事」のエピソードは、個人的にはとっても印象的でしたね。男性の出産・育児への参画についての一番の「障壁」ですからね。。。。沼田のサポートが超格好良かったです
様々な問題を何とか乗り越えて、「新しい命」を授かって、「3人の距離」というのが近くなっていくはずだったのに・・・
・・・コロナってのは、このドラマにも影を落とすんですね・・・
(今後、コロナを題材にしたドラマや映画が増えそうで・・・)
でも、しっかり対策して、距離を縮めてのエンディング、素敵でした
ちゅうことで、ラストはいつもの「恋ダンス」。こうじゃなきゃ・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ハスラーズ』を観ました。

2021-01-03 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 幼少の頃に母に捨てられ、祖母に育てられたデスティニー(コンスタンス・ウー)は、祖母を養うため、ストリップクラブで働き始める。そこでトップダンサーとして活躍するラモーナ(ジェニファー・ロペス)と出会い、協力し合うことで大金を稼ぐようになり、姉妹のように親しい関係になってゆく。ダンサー仲間のダイヤモンド(カーディー・B)からもストリップでの振る舞いをレクチャーされ、デスティニーは祖母とともに安定した生活ができるようになる。
しかし2008年、リーマン・ショックによる影響で世界経済は冷え込み、ストリップクラブで働くダンサーたちにも不況の打撃が押し寄せる。シングルマザーとしての生活費や、収監中の恋人の弁護士費用など、それぞれの差し迫った事情で“お金が必要”というストリッパーたちに、ラモーナは「真面目に働いても生活が苦しいのに、経済危機を引き起こした張本人であるウォール街の金融マンたちは、なぜ相変わらず豊かな暮らしをしているのか」と言い、ウォール街の裕福な男たちから金を騙し取る計画を企てる。
(公式サイトより)
 実際の事件をモチーフにした作品だそうです
主人公デスティニーが働くバー?のシーンで始まりますが、結構強烈な世界ですね
自分の魅力(美貌など)をウリにお金を稼ぐ・・・周囲にいる女性はある意味、皆ライバル・・・お客の取り合いが凄まじかった
なかなか頭角が現れなかったデスティニーですが、ラモーナとまさかの「接触」、ラモーナも何故か彼女に親身になって色々とこの世界の「しきたり」を教えてあげてます
独り立ち・・・というよりは、ラモーナ、そして彼女の仲間たちと、総出で「お金稼ぎ」が波に乗りました
生活も向上し、祖母もしっかり養えるようなになったのに、リーマン・ショックが
そりゃあ、今までお札を投げ飛ばしていた男達は、いなくなる状況になるよなぁ
一気に苦しくなるデスティニーだけど、ラモーナが踏ん張ります (仲間は殆どダメだったけど)
まあ、彼女達の行動は、グレー・・・ではなくブラックにはなっちゃいますよね。
ただ、デスティニーにとっては、「それが何」という感じでしたし、彼女にとっては、今でもラモーナとの絆は変わらなかった。。。
・・・そんな雰囲気は、聞き込みのセリフで良く分かります
ちゅうことで、ジェニファー・ロペスは、この作品の時50歳・・・考えられない・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『宇宙戦争(全4話)』を観ました。

2021-01-02 04:00:00 | どらまの部屋
 20世紀初頭、ロンドン南西部の小さな村ウォーキング。新聞記者のジョージは、陸軍大臣の秘書官を務める兄フレデリックに無理やり結婚させられたが、若き女性エイミーと出会い、駆け落ち。近所や職場では冷遇されながらも、新しく生まれてくる命を心待ちに2人で幸せな生活を送っていた。ある日、空から流れ星のような巨大な球体がウォーキングに落下。エイミーとジョージ、そして近所に住む化学者オグルビーが様子を見に行くと、突然その球体が浮かび上がり、人々を攻撃し始める。さらに三本足の怪物が現われ、街を次々に破壊。軍も応戦するが、その圧倒的な力を前に、人々はなすすべもなく逃げ惑うしかなかった。エイミーとジョージはフレデリックのいる海軍本部へ向かおうとするが、その途中ではぐれてしまい……。
(wowow番組紹介より)

 昨年末から、自分の中では「宇宙戦争祭り」となってる状態です
H.G.ウェルズさんの伝説SF小説にて、まずは1953年の映画、そしてS.スピルバーグが監督、T.クルーズが主演した2005年に公開した映画と連続で観て、今回は2019年に英国BBCが12億円もの巨額を投じてドラマ化したものとなります
1話毎のタイトルが単純明快で良いですね「遭遇」「壊滅」「生存」「啓示」って感じで。
話の流れや結末については、そりゃあ変わりませんよね
このドラマの特徴としては・・・英国であり、20世紀初頭という設定でしょうか・・・
直前に観た2005年版では、大都市が舞台であり、地球の兵器とかも、(その当時の?)最新鋭のものがガンガン出て来ていましたが、今回は、ロンドンらしい町並みは少し出てきたものの、閑散としている小さな村みたいな場所が多かったし、移動手段も馬とか出てましたし、武器そのものも古い印象を受けました。
そんな要素なんで、戦闘そのものはとっても地味に映りましたね。
火星側のメカも地味・・・エイリアンのデザインは(乗ってるマシンに少し似ている点で)好きでしたけどね
異星人との戦いというより、人間側の関係とか、絆に重点を置いているところは、ドラマたるところなのかなぁ
ちゅうことで、日本で「宇宙戦争」を作るとなると、やはりCGバリバリになっちゃうんだろうなぁ・・・で、45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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2021元旦!

2021-01-01 21:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 2021年。このブログを訪れてくれる皆様のご多幸をお祈り申し上げます!!
慌ただしかった大晦日なれど、なんとか22:30頃に布団に入った
で、元旦の朝は、2:00に起床。ちょっとだけボーッとした後、着替えて2:30にジョギング出発
毎年恒例の「元旦ハーフジョギング」・・・星が綺麗な極寒の中、スローペースで走った。
途中、腹痛に襲われ、想定外のトイレ休憩をしたけど、何とか予定のコース(21.5km)を2:25分で走破した
帰宅してシャワー浴びた後、5:30過ぎに家族がゾロゾロ起きてきた。
年始挨拶もほどほどに、みんな早々に着替えて、6:00にまた出発。
こちらも恒例、3km離れた弁天様へのお参りと初日の出を見にウォーキング開始
家族は全員元気に歩いてるけど、こちらは、ジョギング後休まずだったので、かなーーーーりしんどかった。慣れないシューズで足も痛かったし
まず弁天様でお参りを済ませて、その後は土手に移動。

日の出前ギリで到着。例年に比べて、人の数は若干少ないくらい・・・それぞれの集団にて、ソーシャルディスタンスを必死に確保してる状況

雲一つない空なんで、昨年と違って、日の出予測の6:49、しっかり出てくれました

背後で、満月もしっかり日の出を見守ってた

今年は空気が一層澄んでいたのかな 
いつもなら、赤い丸い太陽が拝めてたんだけど、今回は日の出からギラギラ太陽だった。
いいパワーをもらいました

その後、一緒に来てたsがちょっと体調を崩して、小休止してから(Kと)参拝、帰宅するってコトになって、俺はカミさんと一緒にトコトコ帰宅した。
帰宅した途端、俺はとにかく「お休み」痛い足をやっと休めることができた
お昼前になって、実家挨拶をして、カミさんの実家にもご挨拶に行った
コロナ禍ということで、やや軽めに。。。
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