花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

カボチャの季節

2019年10月19日 | 学校
校舎の廊下に小さなカボチャたちが並びました。
大きさは10〜15cm前後、形も色もさまざま。
これはおもちゃカボチャと呼ばれる観賞用のカボチャです。
とてもかわいいのでよくハロウィン飾りに使われたりします。
ハロウィンは毎年10月31日。
名久井農業高校の文化祭「名農祭」も毎年この時期。
したがってハンターズが所属する環境システム科では
毎年のようにハロウィン用のカボチャを栽培しては
中をくり抜きジャック・オー・ランタンを展示し子供達を喜ばせています。
ところが今年は気がついたら誰も栽培していませんでした。
オレンジ色はオレンジ色ですが、今年はトウモロコシ。
ちょっとハロウィン気分を盛り上げるには難しいかもしれません。
それが理由ではありませんが、ハンターズでは
パンプキンスープを皆さんに提供しようと考えています。
寒くなると暖かいものが欲しくなるからです。
昔、フローラのメンバーがスープを作ってましたがハンターズは初めて。
どうやら次回の課題研究は試作となりそうです。
コメント

地域団体商標

2019年10月19日 | 
よく話題として取り上げますが、またまた見つけてしまいました。
それは梅干しではなく、使われている品種。「南高梅」です。
通称「なんこうばい」ですが、正式には「なんこううめ」だそうです。
この梅の大きな特徴は柔らかいこと。
他の梅より2倍近い高値で取引されているらしく
いかに優れた品種であるかがわかります。
憧れるのはこの名前。「南」の文字から和歌山県の梅の大産地である
南部町(みなべ)で育成された梅であることがわかります。
さらに「高」の文字。南部町の農業高校である
南部高校がこの品種育成したという意味です。
地域にとっても農業高校にとってこれは最高の自慢。
先生も生徒も高い技術を持たれていたんですね。
この梅干しも自慢げに南高梅の名をつけています。
さて「南高梅」は地域団体商標に登録されています。
これは一定範囲の地域がみなさんに知ってもらえたことから
事業組合や農業協同組合等がもらえる商標で、青森県にもあります。
例えば田子ニンニクや大間のマグロなどがそれです。
なおこの商標は地域に与えられるものなので、農産物とは限りません。
温泉や陶芸品、加工品などさまざまなものに与えられるので
意外と身近にあるようです。
みなさんの地域にはどんなものが指定されていますか?
コメント