花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名農名物シクラメン

2019年10月27日 | 園芸科学科
名農生も地域のみなさんも待ちに待った名農祭が昨日から始まっています。
天気が良いと朝からたくさんの方が詰めかけているでしょう。
さて地域の方々が名農名物として買い求めるものの一つにシクラメンがあります。
先日も新聞で園芸科学科がシクラメンの管理をしている様子が
大きく取り上げられていました。
毎年取り上げられる理由は圧倒的に品質が良いから。
一度購入された方はリピーターとしてまた購入されるようです。
販売しているのは校舎内でもグラウンドでもありません。
校舎に続く坂道脇のガラス温室。
ここで園芸科学科の生徒たちがお待ちしています。
でも毎年、お客様が困っていることがあります。
購入されるお客様はこのように無数にあるシクラメンから
お好きなものを選ぶのですが、目移りしてしまうのです。
花の色はもちろん、花弁の形まで違うので悩んで当たり前。
そんな時は葉に注目してください。
艶の良い葉であること、また葉が大きすぎないこと、
そして葉がいっぱいついている株であること。
候補が決まったらこれらを頭に入れて比べながらお好みで最終判断してください。
この冬、部屋を明るくしてくれる自分だけの花。
ぜひ宝物を見つけるように楽しみながら選んでください。
コメント

名農祭は誰のため?

2019年10月27日 | 学校
ここは名久井農業高校のグラウンド。
いつも陸上部やラグビー部が練習をしているところですが
何やらコーンがたくさん置かれています。
よくグラウンドや体育館などを○○部の聖地と呼ぶことがあります。
そういうグラウンドはとてもきれいに整地されていて、
勝手に入ったら大目玉をくらうこともあるようです。
そんな学校の方が見たらびっくりすることがあります。
なんと名久井農業高校は人どころか
自動車がグラウンドに入ってしまうことがあるんです。
卒業式や入学式はもちろんですが、
特にすごいのが春の野菜苗販売と秋の名農祭。
もちろん誰もグラウンドに自動車を入れたくないのですが
学校の駐車場では収容しきれない数の自動車が押しかけるのです。
名農は全校生徒300名足らずの小規模校。
そんな小さな学校に地域の方々が数千名もやって来るのですから
それに応対する名農生は大忙し。
直前まで広い畑で野菜の収穫調整。
そして始まったら2日間、休みなく野菜や加工品などを販売することになります。
特に今年のように雨が降るとかわいそうになります。
本当にお疲れ様です。そんな名農祭も今日で千秋楽。
疲れているとは思いますが地域の皆さんのため、もうひと頑張りしましょう。
「農業高校の文化祭は地域の方が喜んでもらうのが目的。
農業高校生が楽しむのは翌日に行われる収穫感謝祭である。」
昔、先輩の先生がよく話していたことを思い出します。
コメント