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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名農祭2019とアグリチャレンジ

2019年10月20日 | 学校
平成30年の調査では全国の高校数は約6700校。
そのうち普通科がある高校は約3700校と半分以上。
逆に農業関連の学科がある高校は約300。
名農のように農業単独の農業高校はわずか125校しかありません。
マイノリティーなので少々肩身の狭い思いをしていますが、
そんな農業高校が俄然元気になるのが文化祭。
おそらく全国各地で収穫の秋を祝う文化祭が開催されているはずです。
名久井農業高校の2019年、つまり令和元年の文化祭「名農祭」は
10月26日(土)27日(日)の2日間。
地域の皆さんのお目当は何といっても新鮮な農産物。
ネギやダイコン、シクラメンやリンゴなどの農産物を購入しようと
今年も地域からたくさんの皆さんが来校すると思われます。
またジャムやジュース、焼肉のたれなど
数量限定の加工品も毎年大人気です。
幻といわれる焼肉のたれは名農PTAの手作り。
名農の加工施設で保護者の皆さんは生徒になったつもりで
先生の指導を受けながらワイワイガヤガヤ2日間かけて楽しく製造します。
したがって売り切れ必至。運良く手に入れられたらラッキーです。
また今年で9回目となる食と科学のコンテスト「アグリチャレンジ」の表彰も
名農祭2日目に開催される予定。
今年も元気な子供達に会えると思うと楽しみです。
皆さんのご来場を心からお待ちしています。

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くじら餅 !

2019年10月20日 | 
昔から青森県の鰺ヶ沢や浅虫で作られているお菓子の「くじら餅」(くぢら餅)。
餡を練りこんだお餅を蒸したもので、大好きな人も多いと思います。
鰺ヶ沢のお菓子屋さんで修行された方が
浅虫で開業したということですから鰺ヶ沢のお菓子だったようです。
ところでこのくじら餅、ちょっと見慣れないと思いませんか。
餡の色ではなく、ゆべしのように茶色です。
しかし食べるとゆべしでないことがすぐわかります。
ゆべしは醤油で味付けしますが、
このくじら餅はなんと味噌味なのです。
実はくじら餅、青森県だけではなく山形県にもあるのです。
というか青森県より味噌味の山形県の方が有名。
つまりこれは山形県新庄の名物お菓子のくじら餅なのです。
青森県と違うところは三月三日のひな祭りの際、
おひな様にお供えするところ。
江戸時代から伝わる風習で、今もなお続いています。
共通点は一切くじらの肉などが入っていないところ。
山形では大きなお餅であることから鯨餅と呼ばれたという説もあります。
また久しく持つ良い餅「久持良餅」と呼ばれたという説は
山形県にも青森県にもあります。
似ているけれどちょっと違う伝統のお菓子。
青森のくじら餅のルーツは山形県なのでしょうか?
今は駅でも購入できるので、ぜひ一度食べ比べしてください。
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