花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

あなたが思うより健康です

2021年03月19日 | 研究
来週22日は、名久井農業高校のプロジェクト発表会。
翌23日は意見発表会。どちらも6月に開催される農業クラブの青森県大会に
出場する選手を決める校内代表選考会という重要な位置づけです。
農業クラブは農業高校の甲子園。みなさん日本一を目指して頑張ります。
昔、フローラは校外の大会ばかり目指して農業クラブに貢献していないと
いわれた時がありました。なぜならコンテストの方が華やかな成績を収めているから。
農業高校生のくせに農クを軽視して偏った活動をしているように見えたのだと思います。
しかしこれは誤解。2009年に結成されたフローラのメンバーは2019年春に解散するまで
研究発表で6度、意見発表会7度校内代表となり、名農の名を背負って戦ってきました。
極端な話、毎年誰かが研究班で取り組んだ内容を研究発表や弁論の形式で発表しているのです。
毎年出場している研究班など他にはありません。
偏った活動を危惧する人もいますが、あなたが思うより健康です。
とはいっても、このところ少し気になることがあります。
実は、研究班が世界に目を向けて活動を始めた2018年から
あれほど活躍していたプロジェクト発表会に出場していないのです。
なぜなら農業クラブは日本農業の活性化が目的。遠い国の話はあまり好まれません。
したがってフローラが解散してしまった2019年以降は
バブルボーイズが意見発表で出場しただけ。肝心の研究発表では
校内予選こそ参加しますが、望まれないテーマなのでそもそもまな板に上がれないのです。
来年度の農業クラブは県大会を行う方向で動き出しています。
いつかまた貢献したいものです。
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絶妙なバランス

2021年03月19日 | 
先日、素敵なエッセイを引用してご紹介した彼岸団子。
今年も食べることができました。
せっかくなので半分に切ってみると、このように中に餡がぎっしり。
食べるとこれまたエッセイに書いてあるとおり餡のボリュウムと皮の厚さが絶妙です。
大福餅と違って皮はもち米とうるち米の粉を混ぜたもち粉。
したがってフワフワではなくずっしりと重く、感覚はお菓子ではありません。
ただ残念なのは、2日も経つとかたくなって食べられません。
そのため幼い頃は炙って食べた思い出があります。
しかし今はレンチンですぐ戻るので大丈夫です。
さてお彼岸なのでお寺に行ってきましたが、
やはり檀家の方がお供えした彼岸団子がいっぱい並んでいました。
そのうち5分の1ぐらいが緑色のよもぎの彼岸団子。
よもぎは春先に出てくる若葉を摘んでお餅や団子にします。
先人の資料を見ると、春彼岸は若葉を摘んでよもぎの団子を作ることもあったようです。
また秋彼岸には春に摘んだよもぎを乾燥させて保存し、
それを使ってよもぎ団子をお供えすることもあったといいます。
供えられている団子のほとんどがこの白い団子ですが
やはり今でもよもぎの彼岸団子をお供えしている方がいるようです。
眺めてみると少数派ではありますが、明らかにご家庭で手作りしただろうという
大きなお団子もありました。いつまでもこんな風習が残っていてほしいものです。
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