花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

チャンス到来ですが

2021年03月22日 | 研究
あるコンクールの事務局から新聞が届きました。
この大会は昨年12月に行われた環境系の大会で、ハンターズも出場しました。
結果は当日発表され、ハンターズは環境大臣賞を受賞しています。
その大会の総まとめとして主催者が発行したというわけです。
幸い卒業式直前に届いたので彼らにも手渡すことができました。
この大会は毎年開催され、環境班も2年に1度ぐらいのペースで応募しています。
さて今年度はコロナの感染拡大で多くの大会がオンラインとなりました。
いろいろ工夫しながら開催してくださるのは本当に嬉しいことですが、
発表してその場で競い合うコンペは激減。
なんとハンターズが今年度、そのようなコンペに参加したのは
ストックホルム青少年水大賞とこのコンクールだけでした。
他流試合もせず、ただ黙々と道場で活動という稽古をしていると
果たしてこの方向性で良いものか分からなくなります。
したがって、このように他者と競いながら
自分たちの活動を客観的にみることが出来る大会はとても有意義です。
まもなく新年度。元のような大会スタイルにはなかなか戻らないと思いますが
少しでもこのように丁々発止できる大会が増えることを期待したいと思います。
さて今日は、6月に開催される農業クラブ県大会に出場する研究班を決める
校内大会が行われます。全生徒に再び戦うチャンスがやってきたのです。
ところが、この校内大会は卒業した3年生から代替わりした2年生が出場するもの。
したがって2年生のいない環境班だけはエントリーすらできません。
久しぶりに農クへ挑むチャンスを逃しました。
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また食べたくなりました

2021年03月22日 | 学校
雪がすっかり溶けました。
すると雪の中からいろいろなものが顔を出してきます。
まず真っ先に目に入ってきたのはリンゴンベリー。
ブルーベリー同様、寒い地域に自生する植物なので、今年も冬もへっちゃら。
気のせいかこの2年間でひとまわり大きくなっています。
とはいっても草丈が伸びているのではなく、株が幅広くなってくる感じ。
よく見ると植えた場所から10cmぐらい離れた地面から新しい枝が出ています。
リンゴンベリーは横に横に地下茎を伸ばして増えていくタイプ。
だからなんとなく幅が広くなったように見えるんですね。
さてリンゴンベリーの和名はコケモモ。
コケモモにもいろいろな種類があるようで、蔓性のものは
ツルコケモモといいます。あまり聞いたことがない名前ですが
英名ではみなさんご存知のクランベリーといいます。
リンゴンベリーよりは名が知られているはずです。
どちらもブルーベリー同様、酸性土壌が大好きな低木ですが
クランベリーは湿地に生息するぐらい水が大好き。
水切すると枯れてしまうので、育て方はずいぶん違うようです。
ただいずれも機能性が高くて甘酸っぱい美味しいジャムになります。
水大賞で渡航したストックホルムでは毎日食卓に並んだリンゴンベリージャム。
ハンターズにも食べてもらいたかった。
でも今はインターネットやIKEAのお店で簡単に手に入るそうです。
食べたことがない方は、ぜひ挑戦してみてください。
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