花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

フィルムケース

2021年06月16日 | 研究
フローラハンターズの女子が三和土の実験をしています。
先輩のトレジャーハンターズも似たような実験をしましたが
彼らが用いたのはペットボトル。
しかし卒業する際、処分され今は数本しかありません。
たくさん残っていたらまた再利用できたのですが残念です。
そこで目をつけたのが、これまた先輩が残してくれたプラスチック容器。
かつて使った35mmカメラ用のフィルムが入っていたタイプです。
これは35mmフィルムケースよりもちょっと長い種類ですが
いまだにフィルムケースとして入手できます。
しかしフィルムを入れるために使っている人はそんなに多いとは思えません。
簡単に密閉できるので、何か小物を入れておくのに
利用されているのではないでしょうか。
それにしてもずいぶん並べたものです。
彼女の研究も後半戦というか、もう第3コーナーを抜けようとしています。
まさにゴールに向かって最後の直線コースを
ラストスパートしようと頑張っているところです。
ところでそんな彼女、これがフィルムケースなのを知っているのでしょうか。
もしかしたらフィルムそのものを知らない世代かもしれません。
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目立つ理由

2021年06月16日 | 学校
先日紹介した正門から校舎に続く坂道にある
NAKUIという文字のツツジのトピアリーに花が咲き始めました。
黄緑っぽい明るい緑にショッキングピンクの花がよく映えます。
こんなに花が目立つのはなぜでしょう。理由があります。
皆さんは「マンセルの色相環」をご存知ですか。
よく美術の授業で習った色をぐるっと円形に並べた図です。
そこである色の180度反対にある色を補色、
もしくは厳密には違いますが反対色といいます。
色は色相環において左右2つまでは同色系統と呼ばれる関係で
落ち着いた柔らかい組み合わせイメージですが、補色はその逆。
正反対の特徴の色なのでとにかく目立つのです。
よくファッションではアクセントカラーを「差し色」と表現しますが
補色を選ぶと間違いないといわれています。
この組み合わせは、明るく元気。とにかく目立ちます。
このツツジの緑の葉とピンクの花色の関係はまさに補色。
だからパッと目に飛び込んでくるのです。
花は子孫を残す大切な器官。だから補色で目立たせるのかもしれません。
でも悪くいえば自己主張が強く、落ち着かない組み合わせ。
TPOを考えて上手に使わないと逆効果となりますのでご注意ください。
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