花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

これにてオーダーストップ

2021年06月21日 | 研究
4月すぐにスタートした環境班3代目のフローラハンターズ。
とんでもない勢いでゴールに向かっています。
ところがあるメンバーの試薬がここままだと不足することがわかりました。
ゴール直前のピットインはタイムロスにつながるため
なんとかして回避しなければなりません。
幸い早く気がついて注文が入ったので、なんとか避けられそう。
みなさん他に注文はありますか。まもなくオーダーストップです。
名久井農業高校は7月1日から学期末考査。
考査が終わると体育祭の準備で、またまた短縮授業。
体育祭が終わるとすぐ夏季休業となるので
7月の活動日である課題研究はたった3回しかありません。
課題研究は調査があるため夏休みでも定期的に出校するとはいえ、
暑い中、それも1週間に1回だけ。
このようにタイトなスケジュールになるのは
年間行事予定を見ると最初から想像できたので
なんとか7月中に概ね研究活動をゴールインしようと
ハンターズは4月からハードワークをこなしてきたというわけです。
野菜や果樹を研究しているグループの収穫は秋。
したがって9〜10月が活動のピークとなりますが
その頃は逆にのんびり発表会に向けての準備をしたいと計画を立てています。
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後悔先に立たず

2021年06月21日 | 研究
先日、草花班だったチームフローラフォトニクスが
バラなど花の育種中毒になったお話をしました。
文字通り「世界にひとつだけの花」。
ある程度の方向性は決められますが、
実際に現れる個体の個性は幅広く、まるで宝くじ。
それがのめり込んでしまう理由だと思います。
さてフローラがやろうとしてできなかったことがあります。
それがボタンの育種。実は南部町には長谷ぼたん園という有名な観光地があります。
お話によると隣接する恵光院の檀家の方々が、
総本山である奈良県桜井市の長谷寺からぼたん苗を譲り受けたのをきっかけに
昭和54年から町のふるさとづくりの一環として、
「町民1人1本」を合言葉に整備に取り組んできたものだそうです。
なんとなく緑育心に近く親近感が湧いてきます。
そこでせっかくなのでこの各種ぼたんで交配を行い
名農生の力で新しい品種を目指してみたかったのです。
きちんとした品種登録は難しいにしても、
どんな花が咲くか面白そうだとは思いませんか。
もし長谷ぼたん園に植えてもらったら、またまたモチベーションがアップ。
きっとマスコミだって飛びつく町のPRになるはずです。
しかし断念したのは開花までの期間。なんと播種から5年もかかります。
でも生徒一個人の活動としてはスパンが長すぎますが、
班で取り組むならできたはず。ちょっと後悔しています。
草花班の皆さん、気長にやってみませんか?
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