花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

開けてびっくり玉手箱

2021年06月17日 | 研究
この植物はキキョウ。
ミスト栽培で育てているものです。
葉も大きく勢いもあり、なんだか露地植えよりも立派です。
まさか下に見えるコンテナの中に、
細かな霧が充満しているとは想像もつかないと思います。
蓋をあけると霧が出てくるあたりは、まるで浦島太郎の玉手箱です。
さて栽培を始めてもう1ヶ月半経ちました。
比較のために栽培している一般的な水耕栽培では
蒸発するため養液を数回補充しているのですが、
ミスト栽培ではまったく養液が減りません。
箱が密閉されていて霧になった養液が
根や箱の壁や蓋に付着し、また水滴になって循環するからです。
時々気になって蓋を開けますが、今のところ補充の必要性はなさそう。
また植物は通気性のあるスポンジに植えられているため
メインテナンスで蓋を開けるぐらいで
根に十分酸素は送れるような気がします。
しかし気になるのは液肥の補充。
養液が減らないのでまったく補充する必要がないのか
少しずつ植物が吸収しているので補充すべきなのかがわからないのです。
新しい課題が出てきました。
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カウントダウン

2021年06月17日 | 
先日、近くの産直センターに寄ってみました。
するともうサクランボが並んでいるではありませんか。
品種は「紅さやか」。山形県で育種された早生種です。
ちょっと小ぶりですが、濃い赤色が目を引きます。
美味しい品種とのことですが、皆さんまだ様子見なのか
まだ手にとっている方は多くないようでした。
さて南部町が町をあげて開催するのが「さくらんぼ狩り」です。
今年は太宰治の命日である桜桃忌である6月19日から7月11日まで。
入場料は大人1000円、小学生700円、3歳から就学未満までが300円で
佐藤錦などの美味しいサクランボを観光農園で食べ放題で提供しています。
毎年、県内外からたくさんのお客様が来園されるビッグイベントですが
もしかしたら今年はコロナでいつも通りにはいかないかもしれません。
とはいってももうカウントダウンが始まっています。
詳しくは南部町のホームページなどでご案内しています。
南部町は県立自然公園を有する町。
したがってサクランボ狩り以外にも
キャンプ場やバーベキューなど野外で楽しめる施設がいっぱい。
そんなPR動画もあるので、ご興味ある方がぜひご覧ください。

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