花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

センサーだらけ

2022年01月02日 | 研究
ここはフローラハンターズの本拠地である馴化温室。
いつもであれば、冬休みなので閉ざされた温室になっている頃ですが
今年は訳あってまだ植物栽培が継続されています。
とはいってもここに調査のためやって来るのは10日に1回ぐらい。
なぜなら寒いので成長がとてもゆっくり。
夏のように毎週生育状況を記録する必要がないのです。
しかしメンバーの代わりにここで24時間記録を取り続けているものがいます。
それがこれ。温室にぶら下げているボタン電池のようなものです。
実はこんなに小さくても温湿度センサー。
こちらの設定した間隔で測定しています。
現在は確か4時間置きに測定しているはずです。
このように測定データを記録していく装置をデータロガーといい
直径1cmのボタン電池状と小型で便利なので
チームは10年以上も前からいろいろなところに設置して活用してきました。
現在稼働しているこのタイプのセンサーは全部で7つ。
今はお正月ですが、メンバーに代わって
文句もいわず黙々とデータ収集に励んでいます。
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ストレート勝負

2022年01月02日 | 
青森県は自他ともに認めるリンゴ王国。
生食用のリンゴはもちろん、さまざまなお菓子や
シードルなどのお酒にも利用されています。
中でも身近なのがリンゴジュース。
県内のメーカーはいろいろな種類なジュースを販売しています。
そこでもし青森県にいらっしゃったら飲んで欲しいのがストレート果汁。
リンゴもオレンジも最近のジュースは搾って水分を飛ばして貯蔵し、
瓶や缶に詰めるときにまた水と香料を加えて戻すという濃縮還元が主流ですが
やはり美味しいのは搾ったそのままの果汁。これをストレート果汁といいます。
青森県のリンゴ農家は、秋になると自家製ジュースを作ります。
当然、こちらは搾ったままのストレート果汁。
農家は美味しいものを知っているのです。
そんな青森県なので、店頭に並んでいる約半分はストレート果汁。
産地ならではの贅沢なジュースを誰でも手に入れられます。
嬉しいことに濃縮還元もストレートも青森県ではほぼ同じ価格。
おそらくお正月の食卓にリンゴジュースが並ぶ家庭も多いと思います。
今、最低気温は氷点下10℃近くまで下がっています。
そんな時は、レンジでチンしたホットアップルジュースも最高。
せっかく青森県に来たのですから、
ぜひ渾身のストレートを飲んでいただきたいと思います。
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