花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

農高版NIE

2022年01月07日 | 環境システム科
これは年末最後の環境システム科2年のビジネス系授業。
先生ではなく生徒が教壇に立って何か説明しています。
実は日付の違う農業専門の新聞をひとり一部配布して、
その中からちょっと気になる農業ビジネスの取り組みや農業技術を
みんなに紹介してもらっているところなのです。
もちろん紹介後に質問もされるので、じっくり読み込んでおく必要があります。
日頃、情報はスマホからという生徒が多い中、
活字を読むという体験は、彼らにとっては新鮮な活動。
新聞を使った教育活動をNIE(Newspaper in Education)といいますが
農業系の新聞というあたりが、いかにも農業高校らしい学習です。
初めての取り組みでしたが、それぞれ自分の感性というフィルターに引っかかった記事を
図をまじえながら楽しく披露してくれました。
取り上げられた話題は偶然ですが、商品開発とビジネスの仕組みが半々。
女子は確か全員商品開発系を選んで紹介していました。
また嬉しいことに単なる記事の紹介ではなく
これを南部町に適応させるとどうなるか、
また応用すると名久井農業高校のプロジェクト活動(研究活動)でも
やれるのではないかという発展的意見も添えられています。
春からは3年生。いろいろ学び感じたことを
活動に活かしてもらいたいと思います。
3学期の始業式は1月14日です。
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氷の世界

2022年01月07日 | 学校
冬の道です。ご覧のとおり、この地域は雪が少ないので
青森市や津軽地方のように雪をかき分けて歩くことは
あまり多いわけではありません。
しかし気をつけなければならないことがあります。
雪の下が黒く見えていますが、これは氷です。
そういえば冬休みに入る前の朝、名農生が雪の坂道を転ばないよう
ゆっくりと学校に向かってのぼっていました。
正門から3分の2ぐらいものぼり、
道の雪も少なくなったところですってんころりん。
雪がなくなっても下は氷だったのです。
恥ずかしかったのか、あたりを見回して
またのぼっていきましたが、このように
ちょっと気をぬくと滑って転んでしまいます。
八戸市や南部町などの太平洋側は雪が少ないのですが気温がぐんと下がります。
したがって昔からスキーよりもスケートが盛んで「氷都」と呼ばれます。
市内には国体や国際大会が開催できる立派なスケート施設もたくさん。
昨年だったでしょうか、新幹線の八戸駅西口前にも大きなスケート場が完成し
こけら落としで羽生選手たちが滑ったと話題になりました。
名農でも体育の授業で地元のスケート場を使ったスケート教室が行われます。
1月はスケート教室、2月はスキー教室。今年も行われる予定です。
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