花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

4-5-6-1-2-3-7-8-9

2022年01月22日 | 研究
冬休みのわずか3日で製作したフローラのアルバムが完成しました。
毎年製作していますが、ある年だけ作っていなかったので
遅ればせながら完成させたというわけです。
チームは今年で結成13年。来春は14年目を迎えます。
では作っていないのはいつだったのでしょう。
それはこの表紙を見ればわかります。ひとつ目のヒントはチーム名。
TEAM FLORA PHOTONICS とは2009年から2018年まで
名乗っていた研究チームの名称。つまり最近のものではありません。
ふたつ目のヒントは表紙に刻まれている「Episode 1」という表記。
もうお分かりだと思います。そうです。2009年から2010年の2年間活動した
初代TEAM FLORA PHOTONICSのアルバムなのです。
いろいろな流儀のある現在の研究チームですが、卒業アルバムを贈る習慣は、
初代メンバーが卒業した後の2代目から始まったものなのです。
一番苦労したメンバーにその努力の足跡を贈っていないことに
どうも長い間ひっかかっていましたが、
このEpisode 1の完成でやっとすっきりしそうです。
さて「4-5-6-1-2-3-7-8-9」とは何の暗号かわかりますか?
これは人気映画スターウォーズシリーズで公開されたEpisodeの順です。
最初のEpisode4が1977年、最後のEpisode 9が2019年。
このように壮大な時間軸をダイナミックに前後しながら
エピソードという呼び方でストーリーが紹介されるという面白い試みがなされました。
それに負けず、TEAM のアルバムも結成13年後にEpisode 1が完成。
アルバムには現在の研究班の礎を築いた初代メンバーの
波乱万丈のエピソートが詰まってます。
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敬意を表して

2022年01月22日 | 研究
これはTEAM FLORA PHOTONICS アルバムの裏表紙。
環境研究班ではなく、きちんと草花班とクレジットされています。
また悪戦苦闘した初代メンバーの名前もエンドロールのように記載しています。
さて初代メンバーが2009年、2010年で成し遂げたことはたくさんあります。
まず馴化温室を手に入れ、自力で配線し、実験場所を完成させたこと。
そして当時珍しい草花のLED研究についてのスタイルを確立したこと。
またポスター発表(ポスターセッション)というスタイルを
名農に導入したのも忘れてはいけません。
さらにアグリチャレンジ、アグリサイエンスという
地元の子供達対象に2つのイベントを立ち上げたことも大きな功績です。
何事も初めて取り組むのはワクワクするもの。
このアルバムにはそんな彼らの当時のやる気いっぱいの空気感が詰まっています。
ところで今年度でチームは結成13年目。エピソード1が完成したので
製作したアルバムは全部で13冊と思われるかもしれませんが、実はこれで11冊。
なぜなら初代メンバーがチームを結成した2009年はまだ2年生。
したがって彼らが卒業する2010年が本来ならばチームのアルバムスタートとなります。
あと1年はなんと今年度である2021年。Treasure Huntersが卒業と同時に
結成されたFlora Huntersはまだ2年生。つまり次のアルバムは2022年、
彼らが卒業する際に製作される予定なのです。
そのアルバムをもって全12冊が完結ということになります。
残りあと1年。どんな思い出を盛り込めるかは、今後の努力と運。
とても楽しみです。さて完成した初代メンバーのアルバム。
裏表紙にはいつもメンバーの記念写真が入りますが、今回は馴化温室。
チームの栄光のストーリーの舞台となった本拠地に敬意を表しています。
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