花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お年玉

2022年01月14日 | 学校
長い長い冬休みも終わり、今日から3学期。
元気な名農生が学校に戻ってきます。
今日は金曜日なので2年生の課題研究があるはずですが
始業式など行事があることから特別時間割。
残念ながら課題研究はなくなり、
新年の本格始動は来週までお預けとなりました。
さて年明けに朗報がありました。
環境システム科のビジネス系の授業では学習の一環として
ある大学が主催する世の中の課題を解決する
新しいビジネスアイデアの募集に全員で応募していました。
それも時間がないのでわずか2時間で仕上げてもらったのですが
審査結果が新年、大学のホームページで公開されました。
驚くことに女子生徒が第2位を獲得しているではありませんか。
今回は2位がもう一人いて、なんと京都大学の学生さん。
今回は1位該当者がいないということで、事実上TOPです。
高齢化でリタイヤした南部町の農家が所有している土地や農業機械はもちろん
長年培ってきた知識と技術、そして人脈や販路などを新規参入する若手農家に
レンタルして産地を維持していくという
農業高校らしい発想のビジネスが高く評価されたようです。
この大会は高校生と大学生一緒に審査され、今年は約700件もの
アイデアが寄せられたということで、その中で2位に入賞するとは驚きです。
新年早々、ビッグなお年玉をいただいたようです。
今日はビジネス系の授業があるので、みんなでお祝いしたいと思います。
コメント

再会

2022年01月14日 | 環境システム科
FLORA HUNTERS のベースキャンプである馴化温室の隣には
名農が誇る大型水耕温室があります。
冬の間、こちらも活動休止かと思って入ってみると
なんと作物だらけではありませんか。すぐ目に入ったのはイチゴ。
小石の培地に植え付けられた礫耕という方法で栽培されています。
そこですぐに思い出したのが施設園芸実験室の植物培養室にあったイチゴ苗。
12月上旬は赤い光の中で育っていましたが、
冬休み前に培養室に行ってみると苗がなくなっていたのです。
大きく育ったので、ここにお引っ越ししていたんですね。
広いようで意外と狭い名農の農場。
また出会うことができました。
このイチゴは環境システム科の養液栽培研究班が育てているもの。
彼らは立体式のイチゴ栽培専用の水耕装置を持っています。
おそらく春になったら、またそちらにお引っ越しするのかもしれません。
外は氷点下、これから寒を迎えるという厳しい時期ですが
温室にはもう春が来ていました。
さて今日から3学期がスタート、久しぶりに名農生と再会します。
しかし青森県はコロナによって、また部活動の活動制限を発表しました。
また活動自粛となるのでしょうか。
コメント