東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

とうちゃん、飛んだよ!

2009年08月16日 23時17分06秒 | Weblog
 昨日の花火から一夜明け、ホテル1階のロビーで朝食を摂る。ちょうど自分の両親とヨメの両親両方ともがいた。姉夫婦はかなり早くに出発したそうだ。

 結婚式の進行時間の打ち合わせをしてからホテルを後にする。お義母さんは実家に帰る用事があると言うことでここでお別れ。島根まで鉄路で行くそうだ。ある意味うらやましい。

 自分の両親とお義父さん、ヨメを乗せて一路諏訪へ。親父の軽トラがまだ諏訪に置いたままだからそれを取りに行かねばならない。
 と、その前に塩羊羹を買って行きたいと言うリクエストがあったので新鶴本店に向かうことにするが、どうせそこまで行くなら木落とし坂に行かない手はない。

 お義父さんは前から御柱祭に興味があるとは聞いていた。本祭は来年の4月頭、連れてってあげたいとこだけど、どうかな…。
 昨日の花火で泊まっていった人たちとかもいるだろうけど、ひっきりなしに観光客がやってくる。こちらも早々に引き上げる。

 新鶴で両家の親がお土産を買って、諏訪湖へ一旦出る。お袋が「あんなお祭りの後なのにゴミがなくてきれい」と言う。諏訪に住んでいる人にとってはいつもニュースでやるから知っているけど(参加されている方もいるし)、花火の次の日、早朝のうちにボランティアで掃除をするのだ。諏訪湖で持っている諏訪市。観光のシンボルだから汚したままではいけない、てことだろう。


 両親を軽トラを止めた総合庁舎駐車場まで連れてくる。他にもまだ何台か止まっている。時間を見るとすでに11時半。昼飯にしましょうか。

 市内にある蕎麦屋「田毎庵」に向かう。駐車場に着いてビックリ。すでに行列ができていた。
 名前を書き込んでから霧ヶ峰の方向を見ながら待つ。時折グライダーが旋回するときに背中が見える。高度は2500以上はありそうだ。よく見ると3機上がっている。みんな雲の下に張り付いて気持ちよさそうに飛んでいる。あとから絶対に行ってやる。

 店内に案内され、注文してから品が出てくるまでに40分くらい待っただろうか。自分は大盛せいろ、他は冷し田毎そばともう一種類(名前忘れた)。

 お腹もいっぱいになったところでうちの両親とは別行動。両親は下條の親戚のところへ向かった。こちらは霧ヶ峰に向かって出発。


 格納庫に行く前にウインチを見学。ちょうどリトカーも来ていたのでざっと説明する。今日はS原さんが来ていたけど声がかけられず。残念、また来てください!

 格納庫にはKa-6と協会の新機材ASK-23があったので両者の違いを説明。お義父さん興味津々でいい感じ。


 中間点ではG戸さんがリトカーで待っていてくれたのでこれに乗り込みピストへ向かう。本当にいい天気だ。自分は帽子を持ってくるのも、UV対策もとらずに来てしまった。

 ピストにはいつもの訓練生メンバーとO教官がいた。K林さんには「もしかしたら行くかも」程度でメールをしておいた。いつもここのブログを読んでくださっているようでありがとうございます。ブログの内容を他の方に話してくださってるようで、こちらの近況を説明する手間(?)が省けました。

 諏訪13でジュニアとS原さんが飛び出したばかりなので、H教官達を呼び戻しましょうとO教官。かなり高度がとれたらしく、八ヶ岳に向かってるとのこと。この時期にASK-13で八ヶ岳まで行けれるなんて本当にいい条件の日に来た。

 H教官たちが戻ってくる間に、お義父さんをKa-6の座席に座らせてみる。エルロンやエレベーターを動かして説明。体験搭乗するかどうか聞いてみると「それじゃ乗ってみるか」と話す。それでは誓約書を書いてもらいましょう。

 H教官に「しばらく来ないから顔を忘れちゃうよ」と言われる。申し訳ないです、いろいろ忙しくてこれないんです。今日は条件がいいから、と話す。H教官とK西さんは八ヶ岳の赤岳まで行ってきたそうだ。今みると赤岳はすでに雲の中。この時期だと涼しいし、登山者たちから注目浴びただろうな。


お義父さんは霧ヶ峰13の後席に乗る。縛帯チェックと飛行時に掴まっていい場所を教えたりしている間に前席にO教官が乗り込む。
 K崎さんに記念撮影をお願いしてヨメも含め3人でパチリ。K林さんにも撮っていただきました。


 操縦系統点検も終了し教官からのOKサインが出る。いよいよ離陸。


 離陸後、霧ヶ峰牧場の辺りでゆっくりと旋回しているがしっかりと上昇している。十分高度を稼いだ後、車山、白樺湖、八島湿原を回って滑空場上空に戻ってくる。高度処理で何度か旋回しているときに後席のお義父さんの姿は見えたけど固まっているのか、手を振っているのは教官だった。
 その後、逆進でアプローチ。機体が静止してから近寄るとお義父さんすごくうれしそうな顔をしていた。よかった。
 するとH教官、「ほんじゃ前席、乗って」と自分に言う。え、乗っちゃっていいんですか~とか言いつつこちらも準備。後席は引き続きO教官。心の準備をしていなかったよ。
 お義父さんとヨメを待たせるわけにはいかないので離着陸、旋回動作を中心とした練習をお願いする。
 離陸後、先ほどお義父さんが上がった付近に行ってみるが気流は荒れ気味。O教官も「さっきはこんなに揺れなかったけどな。」と言いつつこちらのリカバリーをしてくれる。
 離脱高度が思ったより取れなかった(1920メートル)せいもあるけど、一旦1850メートルくらいまで下がったが教官が盛り返してくれて2000メートルくらいでしっかりとしたサーマルを確保。「ユーハブ」のコールにこちらも「アイハブ」
 なんとか2350メートルくらいまで上昇して時間を見るとすでに20分近くが経過。高度処理も含めて車山へ行き、思ったより高度が下がったのでそのまま滑空場へ戻り旋回して高度処理。こちらも逆進でアプローチ。たまにしかやらない逆進はターンポイントをうろ覚えで教官に聞きながら旋回。速度、パス角を注意しながらだけど教官からのフォローが何度も入っていたと思う。

 着陸後、またもや飛び逃げになってしまい申し訳ないと謝りつつ滑空場を後にする。H教官、O教官他皆様方、ありがとうございました。


 格納庫に戻ると協会長のF教官がなにやら作業中。挨拶してから車に乗り込む。お義父さんも大満足のようでごきげんだった。本当に良かった。

 その後、諏訪湖を眺める立石公園に寄って行こうと思ったがお義父さん、疲れたのか車に乗って5分位したら寝てしまった。
 ヨメとこのまま帰ることに決めお義父さんの家に向かう。渋滞等もなく無事に到着。



 この二日間、雨に降られたりして大変だったけどいろいろな思い出となった。また何か考えて家族旅行に行きたい。
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花火大会(メジャー)

2009年08月16日 22時17分51秒 | Weblog
 朝5時頃、親父とお袋は軽トラで諏訪に向かった。有料自由席券の確保は自分がしたわけだが、なんせ自由席だから座る場所は争奪戦である。
 自分はヨメの両親を迎えに行き、諏訪まで案内する役目をおおせつかっているから場所取りは親父にお願いした。
 親父たちはまず総合庁舎駐車場に車を止めるため駐車場会場時間の午前7時に間に合うように行った。8時頃の連絡では駐車場には止めれたもののすでに6割がたうまったそうだ。そしてさらにゲート前で並んで待機。ゲート開門時間は午後2時、暑いから大変だ。

 自分はヨメとともにヨメの両親を迎えに行く。中央道は混雑するのが目に見えていたので国道19号で宿泊場所である東横イン松本駅前店に向かう。

 国道は渋滞もなく、寝覚ノ床でトイレ・昼食休憩を入れる。姉夫婦に連絡を取ると、午前8時過ぎには松本に到着しており市内観光をしていたそうだ。
 ナビのテレビでニュースを見ると中央道はすでに激しい渋滞となっていたようだ。下道で正解だった。

 チェックイン時間よりも1時間早く到着しそうだったので休憩がてら松本空港に立ち寄る。松本市内の渋滞を回避するためにそっちを回っただけで空港に寄りたかったわけじゃないから。エアバンドも何も持っていないから心許ない。
 到着するとちょうど県警ヘリ「やまびこ」がエンジンランナップ中。

(JA110E AS365N3 長野県警)
 救助ミッションかと思ったら隊員さんは機長とコパイを除いて二人だけ。それこそ諏訪方面に行って交通混雑の状況の確認かな。

 午後3時ちょうどくらいに東横インに到着。車を立体駐車場に入れ終わると同時に姉夫婦も到着。今日の宿泊客のほとんどは花火目当てのようで、掃除のおばちゃんにも「今日は花火ですか?」と聞かれてしまった。

 午後4時20分にロビーで待ち合わせをして、自分含め8人を引率して諏訪に向かう。松本駅に着くとすでに混雑。往復切符を買って来ていた電車に乗り込むが通勤ラッシュの電車内だった。
 塩麓トンネルを抜けると雲行きが怪しい。もしかして降るかな…。
 岡谷、下諏訪で電車は一応止まるが(降りる客もいるだろうから)電車はすでに満員。ほとんど乗せることは出来ずに出発した。
 諏訪に着くまでの時間が結構長く感じられた。これだけ混んだ電車に乗ったのも久しぶりだった。

 上諏訪駅を降りたところからひとだらけ。親父が待っている3番ゲートに向かう。警備の方々、お疲れ様です。上空を見ると「やまびこ」もやはり飛んでいた。

 親父たちと合流し、取っておいてもらった場所にようやく座る。しかし、岡谷方面を見るとすでに雨が降りだしている様で霞んで見える。まずはカッパを着てからほんじゃま乾杯!暗くなって手元が見えなくなる前に夕飯を食べる。

 18時50分、開始10分前。

 暗くなってきたのもあるけど雨脚が強くなってくる。雨くらいならやるけど、見にくくなるのがいやだな。

 市長の挨拶の後点火。速火線に火が着き最初のスターマインがはじまる。これからの2時間が楽しみだ。
 
 花火についてはLCVで全てオンデマンドで見ることができます。

 
 競技花火が終了してからはスターマインが始まる。ここの特徴の一つとして初島を中心に左右に打ち上げ台がセットされていること。

 多いときで7箇所から打ち上がる。

 そして最後のプログラムの一つ前、自分の好きなプログラムで「Kiss of Fire」が始まる。動画を撮ったのでミクシィのアカウントをお持ちの方はこちらからどうぞ。


 そして最後は総延長2キロに渡るナイアガラ。色が変わっていくのがまた美しい。


 花火が終了したのと同時に大粒の雨が降ってくる。こっちはカッパを来ているからいいけど、傘をさしている人がとても危険だ。
 花火が終了したのが午後9時、上諏訪駅の西口臨時改札をくぐったのが午後11時。人、多すぎ。

 上り東京方面もこの混み様。電車も30分近く遅れているのが響いたようだ。



 くたくたになってホテルに到着。寝たのは午前1時半頃。疲れたけどやっぱり諏訪の花火はいい。
 姉の子供も含めてだけど、「もう行きたくない」という人は一人もいなかった。場所取りとか考えると桟敷席の方がいいかも。ちょっと値は張るけど見る場所もこっちの方がいいし。来年の課題の一つにしておこう。
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