ロギングの現場を出発して5分もしないうちに次なる場外離着陸場Aに到着。
しかしそこにはヘリの姿は無く、整備士と発注会社の人と地元の手伝いの方がいた。
ヘリが戻ってくるまでに色々と説明を聞く。

これはGPS。測量にも使う普通の道具。

こちらは磁気センサー。その日その時によって変化する地磁気の外乱をデータで削除するために取得中。
ロギングの様子を動画撮影しているとこちらに着陸するヘリが戻って来る。
頭上にはミサイルか魚雷のような長ーいものとダウンウォッシュが…
12:50 午前帰還
先日の説明も合わせると…
これは「空中地下探査」というもので、今回の発注元は国土交通省。
自分は以前、本か何かで外国の鉱脈調査で使っている様子の写真を見た事があった。
そもそも空中地下探査とはどういうものか。
大きく分けて3つの手法があるようで、今回は
①電磁法探査
電磁気センサー(5周波数:56KHz、7200Hz、5000Hz、900Hz、385Hz)を収納した計測器をヘリコプターによって曳航し、人工的に1 次磁場を発生させ、それによって引き起こされる大地の2次磁場を測定・解析し、地下100m~150m までの3次元的な比抵抗値の分布を探査する方法。
②磁気探査
電磁探査と同様に、磁気センサーを収納した計測器をヘリコプターによって曳航し、地層、岩石の持つ磁気を測定し、構成地質、岩質、資源の賦存等を探査する方法。
の二つが行われる。
今回の発注元が国土交通省ということからもわかるように今回は「地すべり調査」が主たる調査。
山の地層組成がわかればどの層から崩れる可能性があるか、またその量がどれだけあるかがおおよそわかる。

これが電磁気センサー。青色部分が発信、左の方の茶色の帯付近が受信。FRPの外殻で覆われている。

そしてこちらは磁気センサー。とても軽そうだ。

JA02AH AS350B3 中日本航空 自分的主役のヘリ。PIC:M機長 ナビ:Y操縦士
これら計測器を吊るすと約20メートル。280kg程と軽い。
これらを吊るした状態で地上高50~60メートルを時速50~80キロで飛行して計測する。
機内には計測器があり、オペレーターが同乗して操作する。
平坦な土地ならいいが調査地は大抵山間部。
地形の起伏に合わせて飛行するためパイロットは常に緊張し、オペレーターは胃液が上下するそうだ。
撮影も一通り済ませ、車に戻って昼飯でも食べようと思ったところに地元手伝いのKさんに呼び止められる。
何だろうと思い近寄ると…

関係者でもないのに猪汁をごちそうになってしまった。臭みも無く美味しい!

さらに猪肉の焼肉!脂の乗りがたまらん。
どうせ余るから食ってけ!とKさん。ありがとうございました。
自分の制服を見て「あんた○○さんとこの人か。社長によろしく言っといてくれよ」と、どうも顔見知りの方らしい…。
さらに、どうしてここでやっているのを知ったのか聞かれた。
調査飛行でヘリポートを見つけたことと計測飛行をしているところを見たことを話す。
「もうしばらくはここでやることは無いだろうから。それにこの計測器も今年度で最後だろうし。」
とオペレーターのHさん。
こちらもまたいいタイミングで見に来れたようだ。

猪汁で体が温まって午後からのフライトの準備をする。

エンジンスタート前に計測器の立ち上げ。
13:30 出発!恵那山方面へ。
JA02AHが行ってしまったらロギングのJA6509のエンジン音が始終響く。
車に戻りロギングの様子を見つつJA02AHが戻って来るのを待つ。
燃料の計算からすると15時過ぎに戻ってくると思っていたが地上に動きが出始める。

14:50 調査地の天候が思わしくなく戻って来た。
午後帰還

エンジンカット!

次を飛ぶにも時間がないため今日はこれにて終了。撤収作業に入る。冬至の次の日だしね。

ヘリは飛行後点検。

メカニックが手際よく作業を終わらせていく。
自分も見ているだけでは寒いので少々お手伝い。
燃料のドラム缶の片付けとビニールシート掛けを手伝っただけですが(笑)

ヘリはスマキ開始。

3人でやればあっという間。

15:37 撤収作業終了。
これにてこちらも撤収。
帰り際にKさんに「明日は仕事行けよ~(笑)」なんて言われてしまった。
こちらの現場は年内飛べる間ということだった。
年明け後もここを拠点として別の場所の計測があるようだ。
ということは、年明けすぐならまたこの2機の様子を見る事が出来るかな?
そのときは修理から戻ってきたカメラで撮影したい。
今回は計測会社の方、中日本航空、地元Kさんにお世話になりました。ありがとうございました。
しかしそこにはヘリの姿は無く、整備士と発注会社の人と地元の手伝いの方がいた。
ヘリが戻ってくるまでに色々と説明を聞く。

これはGPS。測量にも使う普通の道具。

こちらは磁気センサー。その日その時によって変化する地磁気の外乱をデータで削除するために取得中。
ロギングの様子を動画撮影しているとこちらに着陸するヘリが戻って来る。
頭上にはミサイルか魚雷のような長ーいものとダウンウォッシュが…
12:50 午前帰還
先日の説明も合わせると…
これは「空中地下探査」というもので、今回の発注元は国土交通省。
自分は以前、本か何かで外国の鉱脈調査で使っている様子の写真を見た事があった。
そもそも空中地下探査とはどういうものか。
大きく分けて3つの手法があるようで、今回は
①電磁法探査
電磁気センサー(5周波数:56KHz、7200Hz、5000Hz、900Hz、385Hz)を収納した計測器をヘリコプターによって曳航し、人工的に1 次磁場を発生させ、それによって引き起こされる大地の2次磁場を測定・解析し、地下100m~150m までの3次元的な比抵抗値の分布を探査する方法。
②磁気探査
電磁探査と同様に、磁気センサーを収納した計測器をヘリコプターによって曳航し、地層、岩石の持つ磁気を測定し、構成地質、岩質、資源の賦存等を探査する方法。
の二つが行われる。
今回の発注元が国土交通省ということからもわかるように今回は「地すべり調査」が主たる調査。
山の地層組成がわかればどの層から崩れる可能性があるか、またその量がどれだけあるかがおおよそわかる。

これが電磁気センサー。青色部分が発信、左の方の茶色の帯付近が受信。FRPの外殻で覆われている。

そしてこちらは磁気センサー。とても軽そうだ。

JA02AH AS350B3 中日本航空 自分的主役のヘリ。PIC:M機長 ナビ:Y操縦士
これら計測器を吊るすと約20メートル。280kg程と軽い。
これらを吊るした状態で地上高50~60メートルを時速50~80キロで飛行して計測する。
機内には計測器があり、オペレーターが同乗して操作する。
平坦な土地ならいいが調査地は大抵山間部。
地形の起伏に合わせて飛行するためパイロットは常に緊張し、オペレーターは胃液が上下するそうだ。
撮影も一通り済ませ、車に戻って昼飯でも食べようと思ったところに地元手伝いのKさんに呼び止められる。
何だろうと思い近寄ると…

関係者でもないのに猪汁をごちそうになってしまった。臭みも無く美味しい!

さらに猪肉の焼肉!脂の乗りがたまらん。
どうせ余るから食ってけ!とKさん。ありがとうございました。
自分の制服を見て「あんた○○さんとこの人か。社長によろしく言っといてくれよ」と、どうも顔見知りの方らしい…。
さらに、どうしてここでやっているのを知ったのか聞かれた。
調査飛行でヘリポートを見つけたことと計測飛行をしているところを見たことを話す。
「もうしばらくはここでやることは無いだろうから。それにこの計測器も今年度で最後だろうし。」
とオペレーターのHさん。
こちらもまたいいタイミングで見に来れたようだ。

猪汁で体が温まって午後からのフライトの準備をする。

エンジンスタート前に計測器の立ち上げ。
13:30 出発!恵那山方面へ。
JA02AHが行ってしまったらロギングのJA6509のエンジン音が始終響く。
車に戻りロギングの様子を見つつJA02AHが戻って来るのを待つ。
燃料の計算からすると15時過ぎに戻ってくると思っていたが地上に動きが出始める。

14:50 調査地の天候が思わしくなく戻って来た。
午後帰還

エンジンカット!

次を飛ぶにも時間がないため今日はこれにて終了。撤収作業に入る。冬至の次の日だしね。

ヘリは飛行後点検。

メカニックが手際よく作業を終わらせていく。
自分も見ているだけでは寒いので少々お手伝い。
燃料のドラム缶の片付けとビニールシート掛けを手伝っただけですが(笑)

ヘリはスマキ開始。

3人でやればあっという間。

15:37 撤収作業終了。
これにてこちらも撤収。
帰り際にKさんに「明日は仕事行けよ~(笑)」なんて言われてしまった。
こちらの現場は年内飛べる間ということだった。
年明け後もここを拠点として別の場所の計測があるようだ。
ということは、年明けすぐならまたこの2機の様子を見る事が出来るかな?
そのときは修理から戻ってきたカメラで撮影したい。
今回は計測会社の方、中日本航空、地元Kさんにお世話になりました。ありがとうございました。