御嶽夏山物輸後半です。
もうあと2回で終了という頃、小休止と同時にパイロットが交代となる。

OJTだったのか、チェックだったのかは不明。慎重に飛んでるな、とは感じていた。

そしてダイナミックに、最小の飛行で開始。Pさんは西駒山荘の時の方でした。

9:15 着陸。そして資機材の積み込みが始まる。

9:16 最後に工具箱を載せて撤収作業完了。

お疲れ様でした~ (@^^)/~~~

9:18 離陸。 またよろしくお願いします~。

RTBなわけなく、次なる現場、上高地へダイレクト15分。
これにてこちらも撤収。
皆さんにお礼を言って場外を後にした。
さて、次なる現場へ向かおうと思ったがラジオは軒並み静か。
ロギング現場に近くなっても何も聞こえない。
あまりに暑すぎて作業中止か?(笑)
ただ、これは冗談ではなく本当の話。
あまりに暑いと空気粘度が下がり、必要な揚力が得られなくなってしまう。
そのため、夏場は普段よりもパワーを上げてフライトしている。
民間機だと離陸滑走距離が長くなるからよくわかるところ。
グライダーも同じで、あまりに暑いとあまり上がらない。
雲が大きく成長するため強いサーマルがあるように思われるがそういうわけでもないのです。
ただ、積乱雲に成長している最中の雲は本当に引き込まれますが…。
時計を見ると10時前。
本来ならここで会社へ向かうという選択肢もあるはずだが今回は無し。
今日、会社に行っても仕事がないんだよな。メンテするにも早すぎるし。
そんなことを考えながら19号を北上し、気がついたら松本空港にいた。
はっ!いつの間に!!

JA9672 AS332L そしていつの間にか降りていた東邦のピューマ。こちらも上高地帰りのようで。
特に当てもなく展望デッキへ。
夏休みのため子供たちも結構いる。
う~ん、作業着ではとっても場違い。

11:19 JA427N Bell427 新日本ヘリコプター 自分的には初見の機体かな。

エプロンにはエコパパさんが。お昼からも仕事かな?

11:27 JA9731 AS350B1 アカギヘリコプター レーザー測量装置付 このところ松本に張り付きですな。

11:33 JA220E AW139 長野県警「やまびこ2」 レスキューミッション帰り?

JA220Eのお出迎えへ。

そしてFDAが降りて5機がらみ。

11:45 JH202 JA07FJ ERJ-175 FDA
とりあえずヘリの並びが撮りたいので競技場側へ。
車を降りてじりじりと焼かれるような太陽の下を歩く。
どこかの高校がテニスの練習をしていたが熱中症でぶっ倒れないかオジサン心配だよ。

12:37 JH211 札幌へ。北海道の方がここよりは涼しいだろうな~。

松本常連さんなら何気ない日常だろうけどね。 「JA427Nさん、離陸どうぞ~」

「は~い」

右よし、左よし。

12:42 糸魚川方面へ。気を付けて~。
これにてこちらも松本空港から離脱。
さて、そういえば気になる場所があったな。
塩尻から辰野方面伊那谷へ。
農道を転がしていくと到着。

先日(7月26日)竣工式のあった昭和伊南総合病院ヘリポート。こ、これは…
着陸帯真下は鉄板が入っておりダウンウオッシュはまともに食らわないようになっているが…
どう見てもAW139でははみ出しそう。
離着陸する際はかなり高い所から垂直に入らないと下にある車に影響が出そう。
そんなことを思っていたら次の日の長野日報にこんな記事が。
県警ヘリの離着陸テストできず見合わせ 昭和伊南総合病院のヘリポート
更新:2014-7-31 6:01
昭和伊南総合病院(駒ケ根市)が敷地内に建設し、26日から運用を始めたヘリポートは、安全上の理由から一部緊急用ヘリコプターの離着陸を控える対応を強いられている。東日本大震災の復興に伴う建設需要の高まりで資材調達が間に合わず、ヘリポートの完成が当初予定の3月から7月にずれ込んだことで県内の夏山シーズンのピークと重なり、遭難救助の出動要請が多い県警ヘリなどが病院でのテスト飛行を行えない事情が背景にある。
現段階でのテスト飛行は、8月下旬から9月を見込んでおり、それまでは中央アルプスの山岳遭難者については従来通り、市内のグラウンドへ着陸して救急車で病院へ運ぶ手段を取る方針だ。
中ア中岳では、ヘリポート運用開始翌日の27日、71歳の男性が登山中に転倒して負傷した。救助した県警ヘリは、同病院から2キロ離れた同市北割二区の早稲田実業学校グラウンドに着陸し、男性は救急車で病院へ収容された。
県警ヘリは、ドクターヘリより、エンジン出力や機体が大きく、プロペラから直下に向かって吹き降ろす「ダウンウォッシュ」と呼ばれる台風並みの強風があり、テスト飛行でヘリポート周囲への影響を確かめる必要がある。病院のヘリポートは元駐車場の敷地にあり、直下には計650台分の駐車場が広がる。周辺の整備や警備を欠くと、強風の影響で小石などが駐車中の車に当たったり、病院利用者が風で吹き飛ばされてけがをする心配もある。
ヘリポート自体は県警ヘリなどが離着陸できる法的な基準を満たしている。病院では「緊急性が高い場合にはドクターヘリ以外のヘリの利用もある」とするものの、外来患者は平日平均約450人、休日には見舞い家族の出入が多く、実際は安全対策の確立を優先せざるを得ない状況だ。同病院の新村義弘事務長は「警備の配置など安全には万全を期したい」と大型ヘリの利用には慎重姿勢を崩さない。
一方、県警も「県内他所の病院でプロペラの強風により物が飛んだ事例もあり、テストフライトでの問題点の洗い出しは欠かせない」とし、「夏山登山のピークが一段落したら早急にテスト飛行を実施したい」としている。
ヘリポートは病院北側のほぼ中央に位置し、地上10メートルの高さに21メートル四方の着陸帯とストレッチャーのまま乗降できるエレベーターがある。総事業費は約1億7000万円。ドクターヘリは26日にテスト飛行を済ませている。
以上引用終了
AW139のローター直径は約14メートル。
着陸帯は21メートル四方なので片側約3.5メートルのクリアランスがあるが…
高さ10メートルの所で中型ヘリがホバリングした場合、どれほどのダウンウオッシュが来るか。
ヘリ好きならこれどういうことかわかるよね。
東日本大震災でヘリの有効性がさらに高まったが、今度は運用する場合の注意が多くなってきた。
地元自治体でも騒音苦情等あるそうだし、岐阜県防災航空隊は去年やらかしたし。
住民の理解だけでなく、行政の注意も必要だろうな~。
因みに、「ドクターヘリは出来ることなら地上へリポートにするべき」と誰かが言っていたのを思い出しつつ家路についたのだった。
もうあと2回で終了という頃、小休止と同時にパイロットが交代となる。

OJTだったのか、チェックだったのかは不明。慎重に飛んでるな、とは感じていた。

そしてダイナミックに、最小の飛行で開始。Pさんは西駒山荘の時の方でした。

9:15 着陸。そして資機材の積み込みが始まる。

9:16 最後に工具箱を載せて撤収作業完了。

お疲れ様でした~ (@^^)/~~~

9:18 離陸。 またよろしくお願いします~。

RTBなわけなく、次なる現場、上高地へダイレクト15分。
これにてこちらも撤収。
皆さんにお礼を言って場外を後にした。
さて、次なる現場へ向かおうと思ったがラジオは軒並み静か。
ロギング現場に近くなっても何も聞こえない。
あまりに暑すぎて作業中止か?(笑)
ただ、これは冗談ではなく本当の話。
あまりに暑いと空気粘度が下がり、必要な揚力が得られなくなってしまう。
そのため、夏場は普段よりもパワーを上げてフライトしている。
民間機だと離陸滑走距離が長くなるからよくわかるところ。
グライダーも同じで、あまりに暑いとあまり上がらない。
雲が大きく成長するため強いサーマルがあるように思われるがそういうわけでもないのです。
ただ、積乱雲に成長している最中の雲は本当に引き込まれますが…。
時計を見ると10時前。
本来ならここで会社へ向かうという選択肢もあるはずだが今回は無し。
今日、会社に行っても仕事がないんだよな。メンテするにも早すぎるし。
そんなことを考えながら19号を北上し、気がついたら松本空港にいた。
はっ!いつの間に!!

JA9672 AS332L そしていつの間にか降りていた東邦のピューマ。こちらも上高地帰りのようで。
特に当てもなく展望デッキへ。
夏休みのため子供たちも結構いる。
う~ん、作業着ではとっても場違い。

11:19 JA427N Bell427 新日本ヘリコプター 自分的には初見の機体かな。

エプロンにはエコパパさんが。お昼からも仕事かな?

11:27 JA9731 AS350B1 アカギヘリコプター レーザー測量装置付 このところ松本に張り付きですな。

11:33 JA220E AW139 長野県警「やまびこ2」 レスキューミッション帰り?

JA220Eのお出迎えへ。

そしてFDAが降りて5機がらみ。

11:45 JH202 JA07FJ ERJ-175 FDA
とりあえずヘリの並びが撮りたいので競技場側へ。
車を降りてじりじりと焼かれるような太陽の下を歩く。
どこかの高校がテニスの練習をしていたが熱中症でぶっ倒れないかオジサン心配だよ。

12:37 JH211 札幌へ。北海道の方がここよりは涼しいだろうな~。

松本常連さんなら何気ない日常だろうけどね。 「JA427Nさん、離陸どうぞ~」

「は~い」

右よし、左よし。

12:42 糸魚川方面へ。気を付けて~。
これにてこちらも松本空港から離脱。
さて、そういえば気になる場所があったな。
塩尻から辰野方面伊那谷へ。
農道を転がしていくと到着。

先日(7月26日)竣工式のあった昭和伊南総合病院ヘリポート。こ、これは…
着陸帯真下は鉄板が入っておりダウンウオッシュはまともに食らわないようになっているが…
どう見てもAW139でははみ出しそう。
離着陸する際はかなり高い所から垂直に入らないと下にある車に影響が出そう。
そんなことを思っていたら次の日の長野日報にこんな記事が。
県警ヘリの離着陸テストできず見合わせ 昭和伊南総合病院のヘリポート
更新:2014-7-31 6:01
昭和伊南総合病院(駒ケ根市)が敷地内に建設し、26日から運用を始めたヘリポートは、安全上の理由から一部緊急用ヘリコプターの離着陸を控える対応を強いられている。東日本大震災の復興に伴う建設需要の高まりで資材調達が間に合わず、ヘリポートの完成が当初予定の3月から7月にずれ込んだことで県内の夏山シーズンのピークと重なり、遭難救助の出動要請が多い県警ヘリなどが病院でのテスト飛行を行えない事情が背景にある。
現段階でのテスト飛行は、8月下旬から9月を見込んでおり、それまでは中央アルプスの山岳遭難者については従来通り、市内のグラウンドへ着陸して救急車で病院へ運ぶ手段を取る方針だ。
中ア中岳では、ヘリポート運用開始翌日の27日、71歳の男性が登山中に転倒して負傷した。救助した県警ヘリは、同病院から2キロ離れた同市北割二区の早稲田実業学校グラウンドに着陸し、男性は救急車で病院へ収容された。
県警ヘリは、ドクターヘリより、エンジン出力や機体が大きく、プロペラから直下に向かって吹き降ろす「ダウンウォッシュ」と呼ばれる台風並みの強風があり、テスト飛行でヘリポート周囲への影響を確かめる必要がある。病院のヘリポートは元駐車場の敷地にあり、直下には計650台分の駐車場が広がる。周辺の整備や警備を欠くと、強風の影響で小石などが駐車中の車に当たったり、病院利用者が風で吹き飛ばされてけがをする心配もある。
ヘリポート自体は県警ヘリなどが離着陸できる法的な基準を満たしている。病院では「緊急性が高い場合にはドクターヘリ以外のヘリの利用もある」とするものの、外来患者は平日平均約450人、休日には見舞い家族の出入が多く、実際は安全対策の確立を優先せざるを得ない状況だ。同病院の新村義弘事務長は「警備の配置など安全には万全を期したい」と大型ヘリの利用には慎重姿勢を崩さない。
一方、県警も「県内他所の病院でプロペラの強風により物が飛んだ事例もあり、テストフライトでの問題点の洗い出しは欠かせない」とし、「夏山登山のピークが一段落したら早急にテスト飛行を実施したい」としている。
ヘリポートは病院北側のほぼ中央に位置し、地上10メートルの高さに21メートル四方の着陸帯とストレッチャーのまま乗降できるエレベーターがある。総事業費は約1億7000万円。ドクターヘリは26日にテスト飛行を済ませている。
以上引用終了
AW139のローター直径は約14メートル。
着陸帯は21メートル四方なので片側約3.5メートルのクリアランスがあるが…
高さ10メートルの所で中型ヘリがホバリングした場合、どれほどのダウンウオッシュが来るか。
ヘリ好きならこれどういうことかわかるよね。
東日本大震災でヘリの有効性がさらに高まったが、今度は運用する場合の注意が多くなってきた。
地元自治体でも騒音苦情等あるそうだし、岐阜県防災航空隊は去年やらかしたし。
住民の理解だけでなく、行政の注意も必要だろうな~。
因みに、「ドクターヘリは出来ることなら地上へリポートにするべき」と誰かが言っていたのを思い出しつつ家路についたのだった。