東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

機長のご厚意で(4月11日合同訓練-後半)

2016年04月16日 22時51分28秒 | 航空機
 初めに…今回の熊本地震の被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
 早く余震も収まることを望みます。



 地元消防の捜索隊、6名をホイスト降下で現場投入した岐阜県防災航空隊「若鮎III」
 場外に残っている航空隊員をピックアップしたら帰投するものと思って見学していた。


しかし、着陸してすぐにピトー管に「REMOVE BEFORE FLIGHT」のピトーカバーをかけていく。


 するとエンジン停止。
 なんと、給油していくとのこと。
 じゃあ、その後に要救助者のピックアップがあるかといえばそうではないようだ。



ドラム缶1本分、約20分を入れるようだ。


 いつの間にかママさん達は機体に徐々に近づいている。
 機長が何かサインしたと思ったら地元消防隊員がママさん達に
 「機長のご厚意で機体見学を行います。子供さんはしっかり抱いていてください」
 とアナウンス。ママさん達からは歓声が。
 自分にもどうぞ、と声をかけてくれた。



手を叩いて喜ぶママさん達。自分もできれば次女を連れてきたかったな~。


はーい、こんにちは~。


機長より防災航空隊の役割と機体の説明。


 そして思いもよらぬことが。
 もう一人の操縦士の方から「東濃IFRの方ですよね?ブログ見てますよ」と。
 しっかりチェックされているようで前回の林野火災のことも話に上がる。
 今後とも宜しくお願いします。



よく考えたらJA119Vにここまで接近したことって初めてじゃないかな。


キャビン内はツールでいっぱい。「若鮎I」より余裕がある感じ。


カメラミッション責めにされた機長はようやく解放(笑


子供よりもママの方が興奮気味。確かに滅多に見れないからな~"普通"は。


 子供達の集中力が切れた頃がちょうど引き際。
 誰に促されたというわけでもなくママさん達がお礼を言いつつ制限エリアより出ていく。
 給油も終わり、確認もできたことから帰投準備。



APU接続。


NO.1エンジンスタート。


続いてNO.2エンジンスタート。


APUカット。相変わらず重そうだな。


整備士は最終の外部点検。機長からのOKが出て隊員の準備もOK。


全員搭乗!


外部点検終了後、地元消防隊に一礼して整備士が乗り込む。


11:28  離陸。隊員がスライドドアを開けた、ということは…


バイバイ離脱。お疲れ様でした/~


子供達もバイバイして見送ってくれました。


こちらも見送る地元消防隊員。お疲れ様でした。



 それでは時間もちょうどいいので病院へ。
 ところが、病院へ戻るとさらに1時間近く待ち、診察結果は副鼻腔炎。
 疲労が重なって一気にきたようだ。
 薬はいつもよりも種類が豊富な割に値段は安かった。
 アトピーに対する薬は高いと実感。
 帰宅後、そのまま安静にして過ごすがそれをさせてくれない娘達。
 明日は絶対会社に行かなくちゃいけないのに…。


 今回も中津川消防の方々及び岐阜県防災航空隊の皆様、ありがとうございました。 



コメント (6)
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