東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

ヘリコプター延線工事(11月15日後編)

2017年12月24日 12時49分34秒 | 航空機
全ての鉄塔とエンジン場、ドラム場に人が配置されたようだ。
ヘリのエンジン音が聞こえ始め、こちらに向かっている様子がうかがえた。



11:27 ようやく主役登場。


11:29 延線開始の鉄塔から順にやって来る。まずは練習のようだ。


11:31 遠くから見ると林との距離が近いように見えるが結構ある。


 ヘリは初めから終わりまでをゆっくり飛行してからまた場外へ戻る。
 おそらくリールの取り付けを行っているのだろう。
 しばらくしてヘリの音が近づいて来る。
 さあ、いよいよ始まるぞ!
 


11:40 これが完全形態か…


 ヘリは先端に砂袋をつけたロープ先端を降ろしてホバリング中。
 固定が完了したところで次の鉄塔へ向かって飛んでくる。



11:43 お、来た来た。ドラムが結構いい勢いで回っている。


11:44 新設鉄塔を飛び越えてからちょっと高度を下げている。


先ほどの木の棒は「腕金から落ちないようにするためのストッパー」だったのだ。


電工さんが素早くロープを固定する。


いいよ~!


11:45 ヘリはいきなり次を目指すわけではなく、いったん緩めて固定がしっかりとされているか確認する。


あまり動かないことを確認したら次の鉄塔へ向かう。


新設2基目にまもなく到着。


 すぐに場外へ向けて移動開始。
 営業さんの話ではこの片道だけと聞いていた。
 着陸が間に合うか?と思ったが作業は順調に行われヘリは場外へ戻っていく。

 自分が場外に到着し、ヘリはエンジンカットしているかと思いきやローターのピッチ音が上がる。
 あれ?なんで?



11:51 上がれ~。 


11:52 ロープの先端に砂袋がついている。もう1回やるんだ。


 送電線は3本でワンセット。(三相交流)
 今回は2回線分を行うということか。
 送電線建設に関しては下記HPにて詳細がかかれている。
http://overhead-tml.net/tml2/kouji1.html
 また、ロープ延線後の作業の様子は関西電力公式Youtubeチャンネルにもあるので見てみるのも一興かと。

電力の匠~地上約100m!プロの誇りをかけて送電線を繋ぐ“ラインマン”~|関西電力

これ、神岡-笹津開閉所間の新設工事の様子ですね。

 
 作業時間は10分程度。
 また鉄塔の所へ行っても見れないだろうからこのまま戻って来るのを待つ。


12:01 戻って来て…


ロープ延線機を確保。


12:02 ゆっくりと降ろしてから機体もゆっくり降下。


12:03 着陸よし。エンジンカット。延線機のブレーキやロープカットは機内の整備士が行っていた。


12:08 無事に終了して皆に笑顔が。


 これにてこちらは離脱。
 このような現場が見れて本当に良かった。

 C-tech様、新日本ヘリコプター様、ありがとうございました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする