それは3月12日のこと。
バス芸人師匠よりメールが届く。
内容は新富山県防災ヘリコプターの就航式開催のお知らせだった。
県HPに掲載されており、内容も書かれている。
ついでにといろいろと話を聞くとドクターヘリはいつも寝床に帰っているとのこと。
それなら朝一から某所で張り込んでから空港へ行ってフェンス際から撮影するか。
そういえばこういうイベントにはヘリジャパンの取材が来るはず。
編集のHさんや編集長とも会えるかな?
何時頃に来るかと思いHさんに連絡を取ると所用で二人とも行けないという。
「ちょうどいい。batilsさん、手配しておくから中で取材してもらえますか?」
え、仕事になっちゃった(笑)
当日。
早朝より出発して秘密基地へ。
そこにはすでにバス芸人師匠も到着しているのだった。
今日は富山市内は風が強くなるという。
もしかしたら運休するかも、とのこと。
格納庫横には運航会社であるSACCの車があり、格納庫内の灯りもついている。
普段ならもうとっくに離陸している8時を過ぎても格納庫の扉は開かない。
8:30 こりゃ待ってもダメかな。
諦めて富山空港へ向け転戦。
師匠の後をついて車を走らせる。
富山TWRからは離陸機へのインフォメーションが聞こえてくる。
間に合うか?
9:17 間に合いませんでした。離陸後空港南西方向へ。
9:19 東京行きの便が滑走路内へ。
富山空港は国際線定期便が運航している空港の中でも異色な空港。
敷地の関係か予算の関係か、誘導路が無いためターニングパットで向きを変える。
9:22 NH316 JA73AN テイクオフロール開始。
9:23 R/W20よりエアボーン。
滑走路正面からの撮影なんて何年ぶりかな。
ヘリ側エプロンを見ると富山県警のヘリが格納庫から出されているのが確認できた。
警邏にでも出るかな?ヘリ側エプロンへ移動する。
9:30 エプロン横の駐車場に着くとちょうどエンジンスタート。
車を離れた場所に止め、自分も師匠も安全圏を考え50メートルほど離れる。
ヘリからフェンス際までは15メートルほどしか離れていない。
離着陸時、外周道路は規制がかかっているわけではない。
近寄ろうと思えば寄れるが、そこでケガをした場合は誰に責任が?となる。
もちろん、自己責任と言いたいところだがそうはならないだろう。
いい撮影場所ならそれを守っていきたい
9:32 離陸。左端にうずくまっているのは整備士。これでも25メートルほどしか離れていない。
ヘリパットまでエアタキシーしてからエアボーン。
JA139T AW139 富山県警「つるぎ」
高度を上げて東の方へ。春山パトロールには早いかな?
県警ヘリが離陸してから改めてエプロンを見る。
すると県防災の格納庫が開いていた。
9:36 お、新機体。
9:42 トーイングされてハンガーアウト。
バックして真横づけ。
この駐機状態からすると県警ヘリはここに降ろすつもりは無さそう。
それにハンガー内に現行機であるJA6768が見当たらない。
もしかして…
9:54 そのもしかして、ターミナルビル近くのH2スポットにいた。
県警ヘリはしばらく降りてくる気配は無さそう。
すると師匠、昼食の場所は市内のB級グルメの有名な場所へ連れて行ってくれるとのこと。
しかし人気のある店のため開店前に行かないとかなりの行列になるという。
それならそちらへ向かいますか。
師匠の車に乗って富山市内へ。
そのついでに羽田からの着陸便を撮っていくことに。
10:45 NH315 JA79AN
電線と霞がなければいい感じの風景なんだが…。真横専門の場所だね。
そこから数分でお目当てのお店に到着。
開店前にもかかわらずすでに行列ができていた。
店の外にいるにもかかわらずニンニクのいい匂いが漂う。
自分たちの前には15人ほどがいる。
どんどんと人はやって来て行列は長くなっていく。
後から来た人の話し声が漏れ聞こえてきたがこれでも「まだ少ない」そうだ。
11時になり開店。
食券方式で会計を済ませてから席に案内される。
持ち帰りもあるんだな~。
注文を聞いてどんどん作っていく。
ぐつぐつと煮え立っていい匂いが店内に充満する。注文内容を確認する店員さん。
11:18 糸庄のもつ煮込みうどん。この状態で出される。
ニンニクが心配だったがこれなら大丈夫そう。
猫舌にはきついが、取り皿があるのはありがたい。
美味しかった~。これでスタミナついたよ。
食べ終わって余韻に浸りつつ再び空港へ向かう。
駐車場には午前中にはいなかった関係者の車が増え、交通整理員もいるのだった。
自分の車が止めてある場所は端っこだったので特に影響なし。
フェンス際には地元のスポッターが集まり始めていた。
12:18 JA6502 AS350B3 朝日航洋 お、1機戻ってきた。
12:21 ファイナルアプローチ。かんじきに物輸仕様とはうれしい。
着陸よし。すぐにハンガーイン。
車の中で着替えて仕事モードへ。
普段の作業着で入り込むわけにはいけないからね。
着替え終わったくらいに富山ドクターヘリがタワーにコンタクト。
給油のための立ち寄りだろう。
師匠の車に乗って急いで移動する。
12:48 ランウェイからエプロンへ。
富山のヘリ達が一挙に集まるのも珍しい?
スポットで向きを変えて着陸。
エンジンカット。整備士が後部ドアを開ける。
今日はやはり風が強いため基地病院である富山県立中央病院の屋上へリポートは使用できないのだろう。
そのため秘密基地に当番ドクターとナースが出向いて待機となった、と。
秘密基地には給油機能が無いので空港で給油するしかなくなる。
岐阜の場合は地上と屋上両方とも使用可能で給油も両方できる。
そうなると維持費もそれなりにかかるが…。
某有名救急医も言っていたが、基本的にはやはり地上へリポートの方がいいね。
そうはいっても狭い日本。
地上へリポートの用地確保、騒音問題ににどれだけ譲歩できるか、だろうか。
時計を見るとそろそろ受け付け開始時間。
それでは「仕事」へ行ってきます。
続きます。
バス芸人師匠よりメールが届く。
内容は新富山県防災ヘリコプターの就航式開催のお知らせだった。
県HPに掲載されており、内容も書かれている。
ついでにといろいろと話を聞くとドクターヘリはいつも寝床に帰っているとのこと。
それなら朝一から某所で張り込んでから空港へ行ってフェンス際から撮影するか。
そういえばこういうイベントにはヘリジャパンの取材が来るはず。
編集のHさんや編集長とも会えるかな?
何時頃に来るかと思いHさんに連絡を取ると所用で二人とも行けないという。
「ちょうどいい。batilsさん、手配しておくから中で取材してもらえますか?」
え、仕事になっちゃった(笑)
当日。
早朝より出発して秘密基地へ。
そこにはすでにバス芸人師匠も到着しているのだった。
今日は富山市内は風が強くなるという。
もしかしたら運休するかも、とのこと。
格納庫横には運航会社であるSACCの車があり、格納庫内の灯りもついている。
普段ならもうとっくに離陸している8時を過ぎても格納庫の扉は開かない。
8:30 こりゃ待ってもダメかな。
諦めて富山空港へ向け転戦。
師匠の後をついて車を走らせる。
富山TWRからは離陸機へのインフォメーションが聞こえてくる。
間に合うか?
9:17 間に合いませんでした。離陸後空港南西方向へ。
9:19 東京行きの便が滑走路内へ。
富山空港は国際線定期便が運航している空港の中でも異色な空港。
敷地の関係か予算の関係か、誘導路が無いためターニングパットで向きを変える。
9:22 NH316 JA73AN テイクオフロール開始。
9:23 R/W20よりエアボーン。
滑走路正面からの撮影なんて何年ぶりかな。
ヘリ側エプロンを見ると富山県警のヘリが格納庫から出されているのが確認できた。
警邏にでも出るかな?ヘリ側エプロンへ移動する。
9:30 エプロン横の駐車場に着くとちょうどエンジンスタート。
車を離れた場所に止め、自分も師匠も安全圏を考え50メートルほど離れる。
ヘリからフェンス際までは15メートルほどしか離れていない。
離着陸時、外周道路は規制がかかっているわけではない。
近寄ろうと思えば寄れるが、そこでケガをした場合は誰に責任が?となる。
もちろん、自己責任と言いたいところだがそうはならないだろう。
いい撮影場所ならそれを守っていきたい
9:32 離陸。左端にうずくまっているのは整備士。これでも25メートルほどしか離れていない。
ヘリパットまでエアタキシーしてからエアボーン。
JA139T AW139 富山県警「つるぎ」
高度を上げて東の方へ。春山パトロールには早いかな?
県警ヘリが離陸してから改めてエプロンを見る。
すると県防災の格納庫が開いていた。
9:36 お、新機体。
9:42 トーイングされてハンガーアウト。
バックして真横づけ。
この駐機状態からすると県警ヘリはここに降ろすつもりは無さそう。
それにハンガー内に現行機であるJA6768が見当たらない。
もしかして…
9:54 そのもしかして、ターミナルビル近くのH2スポットにいた。
県警ヘリはしばらく降りてくる気配は無さそう。
すると師匠、昼食の場所は市内のB級グルメの有名な場所へ連れて行ってくれるとのこと。
しかし人気のある店のため開店前に行かないとかなりの行列になるという。
それならそちらへ向かいますか。
師匠の車に乗って富山市内へ。
そのついでに羽田からの着陸便を撮っていくことに。
10:45 NH315 JA79AN
電線と霞がなければいい感じの風景なんだが…。真横専門の場所だね。
そこから数分でお目当てのお店に到着。
開店前にもかかわらずすでに行列ができていた。
店の外にいるにもかかわらずニンニクのいい匂いが漂う。
自分たちの前には15人ほどがいる。
どんどんと人はやって来て行列は長くなっていく。
後から来た人の話し声が漏れ聞こえてきたがこれでも「まだ少ない」そうだ。
11時になり開店。
食券方式で会計を済ませてから席に案内される。
持ち帰りもあるんだな~。
注文を聞いてどんどん作っていく。
ぐつぐつと煮え立っていい匂いが店内に充満する。注文内容を確認する店員さん。
11:18 糸庄のもつ煮込みうどん。この状態で出される。
ニンニクが心配だったがこれなら大丈夫そう。
猫舌にはきついが、取り皿があるのはありがたい。
美味しかった~。これでスタミナついたよ。
食べ終わって余韻に浸りつつ再び空港へ向かう。
駐車場には午前中にはいなかった関係者の車が増え、交通整理員もいるのだった。
自分の車が止めてある場所は端っこだったので特に影響なし。
フェンス際には地元のスポッターが集まり始めていた。
12:18 JA6502 AS350B3 朝日航洋 お、1機戻ってきた。
12:21 ファイナルアプローチ。かんじきに物輸仕様とはうれしい。
着陸よし。すぐにハンガーイン。
車の中で着替えて仕事モードへ。
普段の作業着で入り込むわけにはいけないからね。
着替え終わったくらいに富山ドクターヘリがタワーにコンタクト。
給油のための立ち寄りだろう。
師匠の車に乗って急いで移動する。
12:48 ランウェイからエプロンへ。
富山のヘリ達が一挙に集まるのも珍しい?
スポットで向きを変えて着陸。
エンジンカット。整備士が後部ドアを開ける。
今日はやはり風が強いため基地病院である富山県立中央病院の屋上へリポートは使用できないのだろう。
そのため秘密基地に当番ドクターとナースが出向いて待機となった、と。
秘密基地には給油機能が無いので空港で給油するしかなくなる。
岐阜の場合は地上と屋上両方とも使用可能で給油も両方できる。
そうなると維持費もそれなりにかかるが…。
某有名救急医も言っていたが、基本的にはやはり地上へリポートの方がいいね。
そうはいっても狭い日本。
地上へリポートの用地確保、騒音問題ににどれだけ譲歩できるか、だろうか。
時計を見るとそろそろ受け付け開始時間。
それでは「仕事」へ行ってきます。
続きます。