東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

腹が減っては戦はできぬ(3月26日)

2020年05月18日 12時01分37秒 | 航空機
前日は遅くまで仕事をしていた日。
客先に対し問い合わせをするもその答えが返ってきていなかったので仕方なく出社。
返答が来たことで一気に緊張感が解け、上司からも帰れ使令が出る。
それでは失礼します…

かと言ってそのまま帰宅したところで眠れるわけではない。
かねてより気にしていたところへ偵察へ向かう。



こりゃ、作業は見応えありそう。


 場外にはヘリはおらず今日明日での仕事は無さそう。
 地元方面へ戻るか。

 戻る道中、時計を見る。
 ここからなら東濃方面で行わる自隊訓練ならどこへでも行けそう。
 今日の訓練はどうかと問い合わせをすると
「今からちょうどそっちに1号機が給油で向かうよ!」
 何ですと?

 いつもの防災場外へ向かうと着陸態勢のヘリをインサイト。
 自分が到着したのはその3分後だった。



13:28 ありゃ、何で?


給油の準備をする整備士。後ろの子供は…


A操縦士が見学で引率していたのでした。


隊員としても何度も経験できることじゃない。


なので整備士からアドバイスを受けつつ作業。


13:35 ドラム缶1本分を入れて終了。見学者が多い。


 何でここへ来たのか尋ねると、隣県応援で御嶽方面へ行っていたそうだ。
 戻る際に燃料の手配…と思ったら給油車はJET A-1補給の為、小牧のマイナミへ行ってしまっていた。
 基地に戻ってもすっからかんではまずい、ということで燃料補給のできるこの防災場外に寄ったということだった。
 結構稀なケースなようで3年目の隊員でも「2回目かな~」と話す。



A操縦士が電源オン。燃料残量を確認、OK! 後ろでは資機材の片付け中。


13:40 最後に小さい見学者。


 さて、これで安全帯まで下がろうかと思ったところにY隊員に撮影を頼まれる。
 ついでに自分のカメラでも撮らせてください(笑)



Y隊員、3年間お疲れ様でした。


 明日で派遣元消防へ戻る辞令が交付される。
 これが本当にラストフライトになった。
 地元でも頑張ってください。
 そのうち顔出しますね。
 


13:45 エンジンスタート隊形へ。


アンチコリジョンオン。NO.2エンジンスタート。


回して~


13:46 NO.2エンジンOK。NO.1エンジンスタート。


OK!


13:47 整列。


副隊長から乗り込み指示。


機体に駆け寄り砂を落としてから搭乗。


Y機長の「上がるよ」のサイン。


13:48 離陸。


全てライトオンとはサービス。ギャラリーに手を振るA操縦士。(^^)/~~~


JA21AR BK117C-2 岐阜県防災航空隊「若鮎I」


 これにて帰宅。
 後日、自分の問い合わせのタイミングが良すぎて「どこかで見てない?」なんて言われたのだった。
 自分も思いもよらない飛来にただ笑うしかなかった。

 帰宅後は布団に倒れこむ。
 なんだか一気に気が緩んだよ。

 

15:26 JA6810 BK117C-1 栃木県警「なんたい」  小牧での整備明けで地元へ戻るのをインサイト。


 今日みたいなことは滅多にないだろうな。
 チャンスは生かさないとね~。
コメント (2)
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