東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

森林浴効果(2020年9月15日)

2021年01月29日 07時04分33秒 | 航空機
8月の代休消化を兼ねて某所へ。
この前聞いた予定では久しぶりに渓谷場外に戻るようなことを言っていた。
しかしそれは「順調なら」という前提条件。
それでもと思い早朝から場外へと向かう。



来ないな~。まだまだ暑いが雲は秋の気配を感じさせる。


 9時前になっても動きがないので先日の場所に移動。
 しかしここも関係者の車が山の中に入っていくがヘリは飛ばない。
 某所に確認すると今日はどっちも作業がないノーフライトデーとのこと。
 じゃあ回れ右して帰るか、と考えながら話していたら
「今日1ヵ所だけ飛ぶとこありますよ、御嶽ですけど」とまさかの地名。
 王滝ではなく御嶽ということは黒沢口寄りの場外を使うということ。
 しかし今日はやめておくか…

 そう考えながら家へ戻るよう19号を走っていると前方から見覚えのあるナンバーのハイエースと乗員をインサイト。
 やっぱり行こうっと(笑)



1羽の猛禽類が狩りの最中。1回しくじった


 場外に到着してしばらく待機。
 お昼ご飯を食べていたらハイエースがご到着。
 自分を見て驚いているのだった。



関係者も続々と到着。


 燃料がやけにあるな、と思ったら別会社のもの。
 山頂山小屋解体事業で廃材を朝〇航洋のピューマで降ろしているのだ。
 こっちも撮影したいがなかなかタイミングが合わない。
 


施工会社監督とヘリの営業、整備士が打ち合わせ。今ならいいね。


 作業内容は資機材や廃材の回収とのこと。
 噴火等、有事に使用される防災無線システムで日立が請け負う。
 これは王滝村の発注で、木曽町はNEC製だとか。
 統合してやればいいものを…

 機体はいつもの砂防工事現場から来るとのこと。
 どれくらい時間がかかるかな。 



12:42 今なら山頂は見えているが…


 そろそろかな、と言っているとあの独特の音が聞こえてきた。
 そのまま場外に来るかと思ったらちょっと音が遠ざかる。
 先に下見しているようだ。



12:48 ようやくインサイト。


ダウンウインドへ。


12:49 ファイナルアプローチ


フレアをかけて


着陸。


エンジンカット。


 機長は機体から降りると休憩へ。
 早くて13時半過ぎから作業かな。



機長に現場の説明と作業内容を報告。


13:02 やはり雲が出てきた。


機体のメンテはしっかりと。


JA6236 KAMAN K-1200 K-MAX  アカギヘリコプター


 天気予報を見てもこの先、天候回復が難しそう。
 可能性としては夕方か明日の朝一かな~。

 しばらくしてヘリの音が聞こえてくる。
 音からしてBKの音。川重のテストでも来たかな?



14:03 雲の隙間からインサイト。やはりBKか…


紅葉、始まったな~


14:16 #502 BK117 ATLA(防衛装備庁)  やはりチャレンジャーだったか。


 先ほどよりガスが晴れてきた。
 工事現場は視界良好と無線が入る。
 機長が機体に乗り込む。



14:19 エンジンスタート


フック等確認。


上がるよ~


14:22 離陸。


ゆっくり上昇。汎用フックを装着。


工事現場へ向け出発。しかしまたガスが…


アプローチして…


さらにガスが近づいてきたので風下へ逃げる。やはり無理か。


 現場からは「見えてるのに…」と恨み節だがそうも言ってられない。
 場外から見ていたら間一髪な感じ。



14:27 南から東へ回りダウンウインドへ。2021年カレンダーの表紙写真です。


フックを確保してゆっくり降下。


14:28 着陸よし。


エンジンカット。カウルを開けて冷却。


T53-L-17エンジンの後ろ姿。


仕事は明日の朝一で開始となる。明日は行けないな~。


 これにて撤収。
 皆さんに挨拶して帰宅の途へ。
 明日、頑張ってください。

 国道19号まで戻ったところでふと思い出す。
 そういえばあっちはどうかな~



JA6184 KAMAN K-1200 K-MAX  アカギヘリコプター  今日は整備の日だったようだ。


 こっちも稼働していたらな~と思いつつ林道を歩く。
 熊の出没が多く報告されている場所だから熊鈴は必須だ。
 しかし、まわりは桧の香りでいっぱいで気分が落ち着く。
 さて、明日の仕事も頑張ろう。


今回もアカギヘリコプター様、日立国際電気様、ありがとうございました。

コメント (4)
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