先日、山口真帆さんの写真集を書店で購入した。写真集を買うのは久しぶり、2回目である(ちなみに、1回目は本上まなみだった。)。コンパクトな装丁ながら写真もたくさんあって、インタビューもあり、ポストカードのおまけもついていて、盛りだくさんの内容だった。発売前の宣伝では大胆なものがよく取り上げられていたが、全体として偏りはなく感じた。色々な表情を見せたいというコンセプトとのことで、こんなドラマや映画のところで見れたらな、と思わせる作りとなっている。私は、路上のワンシーンのショットで水原希子さんに通じるところがあるかなという印象を持った。思えば私が水原希子さんを知ったのは映画ノルウェイの森のミドリ役で、作品の独特の空気感を体現していて惹かれたものであった。その後は残念ながら女優のお仕事はほとんどないが、モデル方面で精力的に活動され、自己主張もきちんとして、ハーフの出自から心無い誹謗を受けることがあるが、根強い支持を受けている。山口真帆さんも同じような存在になるかもしれないと思った。女優の仕事をするのであれば、OLの恋愛系より、警察などのお仕事系やSF・特撮、ファンタジーのようなもので見たい感じがする。テレビより映画の方がスタートとしてはよさそうな感じもする。小さい役からでも色々なものに挑戦していって活躍を続けてほしい。もし私がストーリーを設定するなら、都会でしんどい思いをしている若者たちが田舎に集ってひとつのコミュニティを作るものとか、20代半ば以降に専門学校や大学に入るなどして奮闘する女性の再キャリア構築といったテーマのものとかいいかななんて思った。