梅雨が明けて酷暑の日が続きます。
沿線の草木はすっかり生い茂り、深い緑色に覆われています。
PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
マニュアル 1/640sec f8 ISO400 (65mm)
そんな景色の中、オレンジとグリーンの湘南色113系が草津~貴生川・柘植間で活躍しています。
朝夕には223系や117系も乗り入れますが主力は113系。
今やすっかり貴重になった湘南色。そして通称『カフェオレ』色とその『カフェオレ』と湘南色の混色編成。
さらに単色グリーンの編成も有り、4パターンの編成色を見る事が出来ます。
その中でも自然の風景に一番自然に溶け込むのは湘南色ですね。
PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
マニュアル 1/800sec f9 ISO400 (200mm)
みかんの橙色と葉っぱの緑色をイメージさせる湘南色の113系は稲の緑が鮮やかな風景に埋没する事無く
そして自身の存在をしっかりアピールしています。
30℃を軽く超える暑さでしたが長閑な風景の中、軽やかな直流モーターの音色を響かせて走る113系を
カメラのファインダー越しに見ていると、しばし暑さを忘れていました。
PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL
マニュアル 1/1000sec f7.1 ISO800 (18mm)
同じ滋賀県内の湖西線を走る113系とこの草津線を走る113系は共通運用されています。
しかし、あちらは高規格の高架線。こちらは長閑な風景を行く単線ローカルとでその性格はまったく違う路線です。
関西圏で113系を味わうのなら草津&湖西線の両方をお勧めしたいですね。
湘南色と出会うのは運用次第といった運任せ的な面も有りますが運が良ければ湘南色8連に出会うチャンスも有ります。
湘南色や緑単色車の室内はオリジナルのセミクロスシートなので快適さという面では劣りますが
昭和時代の近郊型車両のアコモもしっかり味わって頂きたいと思います。