10月の30・31日、鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラ最終戦JAF鈴鹿GPを観戦しました。
鈴鹿サーキットを訪れるのは『2019年 スーパーフォーミュラ合同テスト・ルーキードライバーテスト』以来
約2年振りとなりますね。
これも新型コロナ禍の影響と言えるのでしょうが私にとって約2年振りの
国内トップフォーミュラなのでこの日の観戦を本当に待ち焦がれていました。
私事ですがモータースポーツ撮影の新しい撮影機材としてOLYMPUSのOM-D E-M1Xと
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROを導入していたのですが今回までモータースポーツ
撮影用として使用する機会が無く今回、初めてこの機材でのモータースポーツ撮影となりました。
とは言うものの、2年振りという事なのでそれら機材での撮影は勿論の事ですが
既に野尻 智紀がシリーズチャンピオンを獲得したとは言え7,福住・牧野・松下といった
ヨーロッパで経験を積んだレーサーや大津、大湯やサッシャ・フェネストラズといった活きの良い
ドライバーの走りもじっくりみたいです!
という事で日曜の朝のフリー走行は雨模様となりましたので結局土曜の朝のヘアピンコーナーでの
撮影のみとなりましたがやはり国内トップフォーミュラのマシンの走りは凄まじく
予選・決勝の2日間、国内トップドライバーによるタイムアタックやバトルで大いに楽しむ事が出来ました。
OLYMPUS OM-D E-M1X+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
Avモード f6.3 1/1000sec -0.3EV ISO320
野尻 智紀 (TEAM MUGEN)
2021年SFシリーズチャンピオン。
今レースでは表彰台3位を獲得、レース途中では大湯 都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)と
素晴らしいバトルを見せてくれました。
OLYMPUS OM-D E-M1X+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
Avモード f5.6 1/800sec ISO200
福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
今季2勝目をこのレースで挙げた福住仁嶺。
気が付けばランキング2位でシリーズを終了しました。
来季SF残留となればチャンピオン候補の一角か?と思わせる楽しみな成長を今期は見せてくれました。
OLYMPUS OM-D E-M1X+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
Avモード f5.6 1/1600sec -0.3EV ISO320
牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
今レースでは10位という結果でしたが福住仁嶺と同じく欧州で腕を磨いた牧野任祐。
FIA F2での優勝経験も有りますので速さは文句無し!
こちらも来季の活躍に期待したいところです。
OLYMPUS OM-D E-M1X+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
Avモード f5.6 1/500sec ISO200
松下信治(B-Max Racing Team)
今レースの予選では圧倒的な速さを見せた松下でしたが決勝ではスタート前に痛恨のミスを
犯し、ドライブスルーペナルティによりあわや初優勝か!という機会を逸してしまいました。
来季の去就はまだ未発表ですが出来れば来期も松下の走りをSFで見たいものです。
OLYMPUS OM-D E-M1X+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+MC-14
Avモード f5.6 1/250sec -0.3EV ISO100 (420mm)
OLYMPUS OM-D E-M1X+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
Avモード f5.6 1/500sec ISO200
大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
昨年からSF・S-GTで実績を積んできた大湯。
この最終戦では今年のチャンピオンとなった野尻と一歩も引かない「ホイール・トゥ・ホイール」の
印象的なバトルを見せてくれ最終戦の決勝を見せてくれました。
この強さにきっと磨きをかけて来期も素晴らしい走りを見せてくれる事を期待しています。
とにかく今回のフォーミュラー作品は実に見応えがありました。有り難うございます!
この記事の写真はアートフィルター適用で合同テスト記事の写真はRAW現像で加工しております。
一応、撮影時にはこんな感じに仕上げようと意識しているケースも多くJPEG撮って出しに
拘ってはいないというのが実情です。
ストレートな写真では伝わらない意図がこの様なデジタル写真における加工で理解されるなら
それはそれで有りでしょうし有難い事だと思います。